『小菊かぼちゃ』って何?~特徴を見てみよう

小菊かぼちゃ
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かぼちゃには様々な大きさや形のものがあります。今回はその一つ『小菊かぼちゃ』について簡単にご紹介したいと思います。

『小菊かぼちゃ』の特徴

見た目

まず、『小菊』と名前が付いている所以はその見た目にあります。

やまも
やまも

何か花っぽいな

上から見たとき、菊の花のような形に見えることから、このようなかぼちゃを『菊かぼちゃ』と呼びます。

更に、その中でもサイズの小さいものが『小菊かぼちゃ』

やまも
やまも

今回のは大体こぶしより一回りくらい大きいかな?といった感じ。

確かに普通のかぼちゃと比べるとかなり小ぶりな印象。

横から撮ったものと断面です。

果肉を見ると、内側は色が濃いですが、外側(皮に近い部分)は色が薄く、明るい黄色になっています。

かぼちゃには『日本かぼちゃ』『西洋かぼちゃ』があります。普段見かける機会が多い、皮が明るめの緑色で凹凸があまりないものは『西洋かぼちゃ』。一方、今回のかぼちゃは『日本かぼちゃ』になります。
うめ
うめ

同じ日本かぼちゃで有名なものは『黒皮かぼちゃ』だね。形は似ているんだけど皮が黒っぽい緑色をしているよ。

こちらは比較用の『黒皮かぼちゃ』。形状が似ていますが小菊かぼちゃとは色が異なり、サイズももっと大きめです。

硬さ・切り方

硬さですが、かなり硬いです。なかなか包丁が通らないので切る際には注意してください。

(※私の場合力が足りず、家族に切ってもらいました。)

切り分ける際は、上写真のように溝部分に沿って切るのがおすすめです

やまも
やまも

ん?何で?

うめ
うめ

溝が深いからここを残しちゃうと洗いづらいんだよね

やまも
やまも

あ~~~なるほど……

 

下処理の手順は人によって異なりますが、上の手順でやるのであれば個人的には

軽く洗う→切り分ける→もう一度きちんと洗う

…がいいかな、と思います。

それか、食品用のスポンジ等、隙間を洗いやすい道具を使うという手もあり。

味や食感、適した調理法は?

日本かぼちゃは西洋かぼちゃと比べると崩れやすいので、どちらかといえば形を残す調理法よりも潰してスープにしたり液状から固めるプリンなどの調理法が合います。ただ、崩れやすいものの煮物にも使えます。

上写真は実際に家族が作ってくれた煮物。

生の状態だと硬いかぼちゃも、煮るとかなりやわらかくなりますね。

見た目ですが、ちょっと果肉が繊維っぽいかな?と思います。ただ、あくまでそう見えるだけで、繊維が口の中に残ったりということはありません。あと、西洋かぼちゃと比べると少し透明感が強い気がします。

味はやさしい甘みがあり、おいしいです。食感は、西洋かぼちゃがほっくりしているのに比べこちらはなめらかと言えます。日本かぼちゃの特徴の一つとして、水分が多いことがあげられます。おそらくこのことも食感に影響をあたえているのではないでしょうか。

また、果肉はやわらかいと書きましたが、皮は少し硬いです。少し舌触りがよくないかな…?という程度で食べられないということは全然ありません。皮をむいて調理するとおそらく崩れてしまうでしょうから、皮付きのまま煮たほうがよいでしょう。

もし煮物にするのであれば、

・あまりかき混ぜない、落とし蓋をする
・大きめに切る
・加熱しすぎない

…といったことに注意するとよさそうです(もちろん西洋かぼちゃもなのですが日本かぼちゃは特に…)

うめ
うめ

煮物はあまりかき混ぜなければ大丈夫だけど、汁の実だとカットが小さくなるからたぶん煮溶けちゃうと思う。注意してね。

簡単にでしたが、参考になりましたら幸いです。

それでは。

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