
やまも
今回は『いもがら』について書いていくぞ!

ずんだ
スーパー等でもたまに売ってますね
『いもがら』って何?
正式名称は『芋茎(ずいき)』。『いもがら』はこの『ずいき』を干して乾燥させたものです。
『芋茎(ずいき)』は名前から見て取れるように、里芋などの芋の茎(※正確には『葉柄(ようへい)』と呼ばれる部分)になります。なお、芋の品種によって色などが異なります。

ずんだ
芋茎は赤いものも多いようなのですが、私たちの地元だと緑色のものが主流ですね。もしかしたら地域で流通している品種が異なるのかもしれません(※あくまで個人的な意見です)
特徴等
見た目や重さ

これは既に切ってありますが、本来全体的に長いです。表面はけっこうしっかりしています。また、乾燥させたものなので重さは軽いです。

断面。スポンジのようにたくさんの空洞があります。乾燥していることもあり、触るとザリザリしています。
下処理について

皮をむいて使用します。皮はむきやすく、スーッとむけます。中は少し色が薄く、表面は繊維質。

ずんだ
【むくときの注意】
アクがあるため、汁が服に付くと茶色くなってしまい取れにくくなります。処理するときはエプロンをつけて作業することをおすすめします。
皮をむいたら食べやすい大きさに切ります。
切ったら、水に漬けてアクを抜きます。(だいたい10分くらい?)
味、食感など

今回は味噌汁に使用しました。ゆでることでやわらかくなります。ただ、繊維質なのでやわらかくなっても煮溶けるわけではなく、しゃきしゃきとした食感を残しています。味噌との相性も◎。クセがなくおいしいです。他、いろんな味付けに合います。
赤い品種も見かけたら試してみたいと思います。その際はまた追記しますね。
それではまた。