【果物】びわ/特徴や味、栄養成分など

びわ果物類
やまも
やまも

今日は『びわ』について!

【最終更新】
20.08.07:栄養成分、補足の項目の内容に追記など

『びわ』とは?

漢字で『枇杷』バラ科の植物です。バラ科の果物は他にリンゴナシなど、けっこうなじみのあるものも多いです。
ちょうど6月頃が旬のようで、よく出回っています。(自分の記憶だと4月くらいからお店で見かけることがあった気がします)

特徴

見た目

たまごのような形で、果皮はだいだい色。うっすらと産毛が生えています。

おしりの部分。

皮をむいたものです。皮は手で簡単にむけます。
果肉もだいだい色で、果皮の色とあまり変わりません。そして若干皮の色が悪くても、むけばこの通り、果肉はきれいです。色がよく、みずみずしい印象。

断面です。真ん中に種が入っています。実の大きさと比べるとけっこう大きいです。

種は簡単に外せます。茶色くて硬く、丸々としています。柿の種を分厚くしたようなイメージ。

さて、大きさについてですが、写真のものは1個30gちょっと、種は4~5g(※びわ1個につき2~3粒入っていてその合計です)ありました。

因みに今回のものは市場で購入したもので、少し小さめで見た目もちょっとよくありませんがそれ以外には特に問題はなく、スーパーで買うより手頃なお値段でした。逆にスーパーのものだとちょっとお値段は張りますが、大きめで見た目がきれいなものを入手できます。

味・食感

ヘタやおしりの硬い部分をとり、皮をむいて種をとって食べます。酸味は特に感じず、やさしい甘さがあります。果肉はやわらかく、みずみずしくおいしいです。種が大きく取り除きやすいので食べやすさもあります。

クセも少ないので、シロップで漬けたりゼリーに入れたりしてもおいしいんじゃないかと思います。

『びわ』の栄養成分

やまも
やまも

栄養成分を見てみよう

※可食部100gあたりびわ(生)
エネルギー40kcal
水分88.6g
たんぱく質0.3g
脂質0.1g
炭水化物10.6g
食物繊維(総量)1.6g
カリウム160mg
レチノール活性当量68㎍
ビタミンC5g

出典:文部科学省『日本食品標準成分表2015年版(七訂)』第2章 日本食品標準成分表 PDF(日本語版)7.果実類

エネルギーは40kcalと、果物全般と比べて標準的(若干低いかな?)。炭水化物も少しひかえめの印象。水分は全体の約9割を占めます
カリウムはそこまで多いというわけではありませんが160㎎とそこそこ含みます。また、突出している部分としては、レチノール当量(ビタミンA)が68㎍と、果物の中ではけっこう多いです。

ずんだ
ずんだ

びわは『βークリプトキサンチン』『βーカロテン』を多く含みます。※レチノール活性当量は『βークリプトキサンチン』『βーカロテン』など、ビタミンAの元になる成分を計算して合計したものです。

『βークリプトキサンチン』は柿やミカン類(オレンジ色の濃いもの)、『βーカロテン』は緑黄色野菜(色の濃い野菜)に多く含まれます。

一方、ビタミンCはあまり含みません。果物と言えばビタミンCが多い、と連想しがちですが、種類によってはこのようにビタミンCが少ないものもあります。

 

補足:種は食べないように!

びわの種を食べると食中毒を起こす可能性があります。

農林水産省のホームページに以下のように記載されています。

ビワなどの種子(たね)や未熟な果実には、天然の有害物質が含まれています。平成29年、ビワの種子を粉末にした食品から、天然の有害物質(シアン化合物)が高い濃度で検出され、製品が回収される事案が複数ありました。ビワの種子が健康に良いという噂(うわさ)を信用して、シアン化合物を高濃度に含む食品を多量に摂取すると、健康を害する場合があります。個別の食品のシアン化合物濃度については、製造元にお問い合わせください。
熟した果肉は、安全に食べることができます。

引用:農林水産省『ビワの種子の粉末は食べないようにしましょう』http://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/foodpoisoning/naturaltoxin/loquat_kernels.html

(上記は粉末状にした高濃度のものについての記述ではありますが、そもそもシアン化合物自体が人体によくないものなので、加工していないそのままの状態のものについても注意しておいた方がいいと思います。)

シアン化合物は『青酸』とも呼びます。『青酸』のほうが『危険なもの』としてピンとくるという人もいるのではないでしょうか。

シアン化合物を含むものとして未熟な梅(青梅)は有名ですね。しかし、びわの場合あまり常食するものでもないため(出回る時期が限られるということもありますが人によっては全く食べる機会がなかったりもするので)梅ほど毒性は知られていないのではないかと思います。

有害物質、と聞くと心配になりますが、引用元にもあるように熟した果肉であれば問題ありません。なので、普段スーパーなどにならんでいるびわについては種さえ食べなければ心配無用です。

ちなみに、未熟なびわは緑色をしているので、見れば熟れているものとの違いがすぐわかります。追熟しない果物なので、未熟果の場合は万一入手しても食べないほうが無難でしょう(といってもまだ青いものを入手する機会があるか?と聞かれればそうそうないとは思いますが念のため書いておきます)。


なお、引用元のページは大変わかりやすいのでおすすめです。それではまた。

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