
今回は『菊芋(きくいも)』について簡単に紹介するぞ!!
【最終更新】21.02.03:2021年版として大きく修正しました。
そもそも『菊芋』って何?

簡単に言うと『キク科の芋』。名前の通りだ。つまり菊の仲間なんだな。
『芋』といえば『里芋』『山芋』『じゃがいも(馬鈴薯)』『さつまいも』…といったものが上げられます。それらと比べるとそこまでメジャーなものではないのですが、近年お店で見かけることが増えました。地域や気候によるかとは思いますが、大体秋~冬頃に入手できます。
『白』と『赤』の違いは?
菊芋には『白い菊芋』と『赤い菊芋』があります。写真で見比べてみましょう。
白い菊芋 赤い菊芋
左が『白』、右が『赤』。

…ショウガに似てない?
白いほうはショウガと大変似ています。

『ショウガ』はこちら↑。形はちょっと違うのですが、模様や色合いがとても似ているので、あまり詳しくない人は間違ってしまうかも(実際自分でもパッと見たときに間違うだろうなって思ってます)。赤のほうはどちらかというと『赤茶色』みたいな感じですね。色味は里芋っぽいです。両方とも中身はきれいな白色で、ちょっとゴボウに似たような土っぽい匂いがあります。。でこぼこが多いので皮をむくのが大変ですが、その場合はむきづらい部分を適度な大きさに切り分けてからむくといいでしょう。

調理した所感は下みたいな感じだったぞ。
※あくまで個人的所感です。
②赤:茹でたものは白より少し食感が硬く、味が濃い…ような気がする。

里芋はねっとりとした食感、じゃがいもやさつまいもはほっくりとした食感だけど、菊芋はどれとも違う感じだね。芋と言うより野菜っぽい食感かな。
※日持ちしないので注意!
芋類は割と保存がきくものが多いのですが、菊芋はあまり日持ちがしません。涼しいところであっても、そのまま放置していては数日で傷んでしまいます。
薄くスライスして天日干しでしっかり乾燥させれば保存食として使えます。ただ手間がかかるので、それをする予定がない場合は少量買って早めに使い切りましょう。

あまり見かけないんだけど、すでに乾燥させたものを売っていることもあるよ。前に1回買って使ってみたんだけど、お湯でしっかり戻るから、パッと味噌汁の具とかにするのに便利。もし気になったらそちらもチェックしてみてね。