
昨年は緑色の甘柿を食べてみたけど、今年は別の柿を食べてみたぞ!

今回は渋抜き柿のようですが、どんな味なのでしょう…?
★甘柿編はこちら(前年の記事です)↓
緑の柿?食感や味を調べてみた【甘柿編】
渋抜き柿って?
名前の通り、『渋(しぶ)を抜いた柿』。柿には『甘柿』『渋柿』があり、前者は完熟すると甘くなりますが、後者の場合は渋みが強くそのままでは食べられないため、渋抜きをします。

有名な方法として、お酒(アルコール)を使った渋抜きが上げられます。今回購入したものもそうみたいです。
特徴
見た目


きれいな緑色をしています。写真だと緑色が強めなのですが、部分によってはオレンジ色っぽくなっているところもありました。

断面。明るめの色。

品種って何だろう?

渋柿で早い時期に出回るものといえば『平核無(ひらたねなし)』や『刀根柿』あたりが有名ですが…これは形や種の有無などの特徴から見て違う気がします(写真では見えないのですが種ありでした)。
もしかして熟する前の甘柿なのか…?とも思ったのですが、甘柿にしては果肉の色がきれいなのでやっぱり渋柿なんじゃないかなと思います(その辺はちょっと詳しくないのでもしかしたら違うかもしれませんが…)。品種については何かわかったらまた追記したいと思います。
触感
外側は触った感じかなりしっかりしていて硬いです。また、皮が硬いためちょっとむきづらかったです。
味・食感
外側が硬くまだ緑色なので、一見まだ甘くないのでは…?と思ったのですが、

…?甘い……!!
予想に反し、甘くておいしい。そして、果肉もやわらかいです。かなり意外な結果でした。
見た目が青くてもしっかり渋抜きしてあるものは甘いのですね…。勉強になりました。
しばらく置いておいたほうがいいの?

柿は追熟するけど、コレももっと甘くなるのかな?
…という疑問について。
結論から言えば『渋抜き柿の場合はあまり長く置いておかない方がいい』と思います。個人的に、ですが…。

写真のものは同じ日に買ったもので、数日経過しています。購入時は確かもう少し緑だった気がします(といってもこれは元々けっこうオレンジ色だった気がする)。

断面。色は濃くなりましたが、もう果肉がやわらかすぎて切り分けることもできず、皮の内側をかじって食べました。ちょっと前より甘い気もするのですが、食感がちょっとドロッとしているのであまりよくない…(※硬さは好みにもよります)。あと、1個はいつの間にか傷んでしまっており申し訳ない気持ちになりました。
たぶんこういったものは購入時の状態がベストなんだろうなと思います。
違うケースもあるかもしれませんが、参考になりましたら幸いです。それではまた。