【レシピメモ】河内晩柑の寒天ゼリーを作ってみよう!

河内晩柑寒天ゼリー(果肉なし)
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春~初夏にかけて出回る柑橘『河内晩柑』。薄皮がちょっと硬めなので、場合によってはむいて食べることもあるでしょう。その果肉はプリプリしたしっかりめの時もあれば、崩れてしまうほどやわらかいものも。今回はその果肉や果汁を活かし、ゼリーを2種類作ってみたのでご紹介します。

※完成したレシピというより試作の記録といった感じです。2023年度にレシピの見直しを検討中。

果肉を入れたゼリー

まず、果肉を入れた作り方。

材料

・河内晩柑   …3個(少し小さめのもの)
・棒寒天    …4g
・水      …200㏄
・はちみつ   …10g
・砂糖(上白糖)…5g
やまも
やまも

今回は棒寒天を使ったけどもちろん粉末でもOK

作り方

河内晩柑を搾る

まず、河内晩柑を2等分もしくは4等分に切って、果汁を搾ります。

今回は2個は果汁のみ、1個は搾ったあと果肉をかきだして混ぜました。もちろんもっと果肉を入れてもいいと思います。果肉が混ざっているのでけっこう濁っています。ちなみに、3個分で200ccと少しの果汁がとれました。

やまも
やまも

今回は手でぎゅーっと搾ったけど、搾り器があればたぶんもうちょっととれただろうなって思う…

残ってしまうともったいないので、家にある人は搾り器を使うのをおすすめします。

寒天を水に戻す

次に、寒天を水に戻します。ちぎって水に漬けると、割とすぐにやわらかくなります。

やわらかくなったら、絞って水気を切り、細かくちぎります。

やまも
やまも

先にちぎってから水に漬けると後で絞りづらくなるから、できれば漬けた後ちぎったほうがよさそう。

 

水と寒天を火にかける

鍋に水と戻した寒天を入れ、火にかけます。

加熱すると寒天が溶けてきます。濾した方がなめらかになるのでここで1回濾しておきます。

ずんだ
ずんだ

レシピによっては材料を入れてから濾す場合もあります。今回の場合、果肉が入るため混ぜると濾せなくなるため、先に濾しておきます。

果汁とはちみつ・砂糖を加える

寒天液ができたら果汁をはちみつ・砂糖を加えます。一煮立ちしたら日を止めます。

型に入れて冷ます

型に入れて、粗熱がとれたら冷蔵庫に入れます。固まったらできあがり。

できあがったものがこちら。ゆるめに作ったので少しくずれてしまいましたが、果肉が入っているので果実感もあり、なかなかいい感じにできました。柑橘とはちみつの風味も相性◎。

果汁のみ使ったゼリー

今度は果肉を加えず、果汁のみで作ってみます。

材料

・河内晩柑 …2個
・棒寒天  …8g
・水    …150㏄
・水あめ  …120g
・はちみつ …10g
やまも
やまも

1回目に比べ寒天の割合を増やし、固めになるように調整してチャレンジ。

 
たまたま在庫が余っていたので水あめを使用しているのですが、砂糖と異なりかなりの量を入れないと甘くならないため、ここは砂糖のほうがよさそうです。

作り方

大まかな部分は先ほどと同じなので、異なる点だけ記載しておきます。

河内晩柑を搾る

今回は搾って果汁のみ使用。2個で150ccにちょっと足りないくらい。

果汁と水あめ・はちみつを加える

寒天液の作り方は同様。液ができたら果汁・水あめ・はちみつを入れて混ぜます。水あめは冷たいとなかなか溶けませんので、もし冷蔵庫に保管している場合はあらかじめ常温に戻しておいた方がいいと思います。熱い寒天液に入れて混ぜているとそのうち溶けてきます。

型に入れて冷ます

型に入れて冷まします。今回は果肉が入っていないため、もし濾す場合は材料を全部入れてからでもOK。

こちらはしっかりめの寒天。ほんのりと柑橘の甘みや苦みが感じられて美味しいです。ただ、果汁の比率が下がったことや果肉を使っていないこともあり、先に紹介した方法に比べると柑橘の風味が弱く、少し物足りなさはあるかも。

まとめ

・果肉を加えた寒天は色が濃く、風味豊かに仕上がる
・果汁のみで作った寒天は見た目が透き通り、味のすっきりした仕上がりになる

寒天の割合についてを除外すれば、このような違いが出るかなと思います。個人的には果肉入りのほうが好きかな?

6月に入ると暑い日が続きますので、こういった冷たいデザートは特に美味しく感じます。作り方は簡単なので、参考になりましたら幸いです。

今回は寒天でしたが、ゼラチンを使うとまた違う食感が楽しめます。今後やってみてまたご紹介できたらと思います。それでは。

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