2月14日、バレンタインデー。日本では女性から男性へチョコを送る日…ではありましたが時代の移り変わりによって友チョコや自分用のご褒美で購入する人も増えてきています。何にせよ、購入する本人、または貰える人が楽しめるならそれにこしたことは無いでしょう。ちなみにバレンタイン行事については国ごとに異なるので調べてみると面白いですよ。
さて、せっかくなので今回はチョコについての小話というか、豆知識（とまではいかないかもですが）の話をしようかなと思います。
チョコレートの小話
『スイートチョコ』は実はビター
チョコレートにはいくつか種類があります。
代表的なものだと
・一般的な甘い『ミルクチョコ』
・黒っぽく苦い『ビターチョコ』
・白い色の『ホワイトチョコ』
…といった感じです。
では、『スイートチョコ』はどれに当てはまるでしょうか？
…正解は『ビター』。
『スイート』の文字から『甘い=ミルクチョコ』を連想しがちなのですが、スイートチョコはカカオマスの多いビターなどのチョコを指します。
お菓子用のチョコに使われてる名称だからお菓子をよく作る人なら知ってたかな？
普段はあまり使わない名称なのですが、覚えていても損は無いと思います。
『ミルクチョコ』と『ビターチョコ』のカロリーは……
もうひとつ小話。
『ミルクチョコ』と『ビターチョコ』、どちらがカロリーが高いでしょうか？
…ミルクチョコのほうが甘いので、こちらのほうがカロリーが高いと思うかも。
実を言うと、ビターチョコのほうが若干カロリーが高めです。
イメージ的に意外かも
ミルクチョコとビターチョコの成分値を比較してみると、そこまでの差ではないもののミルクチョコは炭水化物が多く、ビターチョコは脂質が多い傾向にあります。これに関しては菓子のパッケージのほかお菓子メーカーのホームページにも記載があったりするので、もしご興味があれば確認してみてください。
本当は食品成分表から比較表を作ってみたかったんだけど、今のところビターチョコの記載が無いみたい……（ホワイトチョコは記載があるようです）
原材料を見てみると、ミルクチョコは砂糖が多く、粉乳もそれなりに入っているのがわかります。一方、ビターチョコはカカオマスの分量が多い。このカカオマスに含まれる脂肪分が脂質の高さの原因と思われます。
何か改めて原材料見てると『砂糖と油のかたまり』って良く言われてる理由がわかっちゃうなぁ……
カカオマスはポリフェノールを含むため、健康志向の方にはビターがおすすめです。最近はカカオ○％みたいなチョコが多く出回っているのも、そういった需要が高まっている証左でしょう。
…とは言え、ビターは名前通り苦いので、どう選ぶかは最終的には好みによると思います。どちらにしても食べ過ぎは厳禁、肥満の元ですのでご注意を。適量で楽しみましょう。
以上、簡単にでしたがチョコレートのお話でした。
