ドライアプリコット2種(黒+橙)比較してみた

ドライアプリコット2種 果物

最近ドライフルーツをちょこちょこと買ってみているんですが、先日行ったお店で『そういえば買ったこと無いな~』と思ってアプリコットを買ってきました。

2種類あったためせっかくなので比較してみようと思います。

メーカー名出していいかわからないから一応伏せときます(でも市販で見かけるものってそんなに種類無さそうだし分かる人には分かるかも)

これが今回購入した2種類のアプリコット。

色が違うねぇ

メーカーAのほうは黒っぽい濃い茶色。一方、メーカーBのほうは明るい橙色です。アプリコットとは『あんず』のこと。Bは生のあんずにかなり近い色合いをしています。成分を確認したところ亜硝酸塩が入っていたのでおそらくそれが理由だと思われます。

写真だとそこまで大きさが変わらないように見えます。ですが実際量ってみたところ、

メーカーA(黒):8g、7g、9g
メーカーB(橙):4g、5g、6g

……と、黒いほうが橙色よりも約1.5~2倍重いという結果に。

何か煮付けのシイタケみたい

表面が濡れていてしっとりしています。箸で掴んでもわかるんですが、指で触るとやわらかい。

ドライ…というより半ドライといった感じ。こっちのほうが重かったのは含む水分量が多いからでしょう。

一方橙色のほうはけっこうカチカチ。触ってもしっかり乾燥しているのがわかります。香りはそんなに強くないかな?

…さて、肝心の食味について。

まず黒いほうは、

……甘い!

甘みがしっかりあり、酸味はあまり感じません。

食感はちょっと噛んだ時に繊維質っぽい印象を受けますが、特に繊維が口に残ったり歯に引っ掛かったりということはありませんでした。むしろわらかく噛み切りやすい。

総じて食べやすいという感想。ただプルーンのようなねっとり感があるのでそういうのが苦手な人だとちょっと食べづらいかも。

一方、橙色のほうは、

…アレ?これは……

しっかり乾燥している分こっちのほうが甘いのかな?と思ったんですが、意外と甘みはひかえめ。酸味がちょっと強いので一口目は酸味が先にきて、後からじんわり甘みを感じる。

何というか、上品な味。甘いのが好きな人だとちょっと物足りないかも。

食感はかなり硬めで、噛み応えがあり満足感が得やすいと思います。ただ硬いので噛む力が弱い人だと食べるのが難しそう。

結局、どっちが良いのかという話については、

好みと歯の強度によるかな……

シンプルに食べやすいのは黒かなぁ……と個人的には思います。こっちのほうが甘いので、食べ比べる際に黒を先に食べてしまうと橙色のほうは味がわかりづらく感じました(そのため橙色のほうは時間を置いて再度味の確認をしました)。

ただ今回選んだメーカーのものがたまたまそうだった可能性もあります。機会があれば今後も別のメーカーのものを買って検証してみようと思います。その際はまた追記しますね。

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