ちょうど柑橘が美味しい季節。現在お店でたくさん見かけますね。
ところで先日、このようなものを見かけたので購入してきました。
…これは……
『ぽんかん』だそうですが、わたしがよく知っているものよりだいぶ大きく、見た目もゴツゴツ感がすごい。
家族曰く『天成りじゃないだろうか』とのこと。天成りは大きくなりやすいそう。
(※特に記載が無かったので実際に天成りなのかどうかはわかりません、あくまで予想です)
ちょうど購入していた普通サイズのぽんかんとの比較です。
え、でっか
大体の重さを量って画像に記載していますが正確には
普通ぽんかん:107g
大きいぽんかん:211g
…でした
約2倍じゃん……
ちなみに普通のぽんかんのサイズ感は大体大きめの温州みかんと同じくらいのイメージで良いはず。
大きさもですが、実際並べてみるとだいぶ無骨な見た目をしているように思います。元々ぽんかんは少し表面がごわついてはいるんですがそれの比じゃないくらいゴツいです。ちょっと赤みが強いのでそれも見た目のイメージに影響を与えているかも。
こっちは尻のほうから撮影したもの。やっぱりゴツゴツ。
さて、大事なのは見た目より中身です。
実際に剥いてみると……
ありゃ、これは……
剥いたとたんに小房同士が剥がれました。どうやら少し乾燥してしまっている様子。
ただ、小房同士はそんな感じだったのですが食べてみるとそこまで水分が抜けた感じはありませんでした。果肉はまだセーフだったっぽいです。
食べてみた感想ですが、
意外と味が落ちているような感じは無い
…という印象。そもそも天成りは通常のものより食味が落ちると言われている(※美味しいものもあります)ことと、先ほどの剥いた状態から見てちょっと味は期待が持てないかも……と思ってしまっていました。ですが意外と甘みはしっかりあり、酸味は強くなくクセが無い。普通にぽんかんの味だなって感じでした。
とは言っても正直普通のぽんかんのほうがちょっと甘みが強かったかなぁ
実際食べ比べてみればやっぱり普通サイズのほうに味の軍配は上がるんですが、決して大きく劣るということは無いように思います。
あとオマケ程度にですが、こちらが剥いた後の皮です。
けっこう分厚く、ちょっとボロボロするけどしっかり硬い。
並べてみました。厚さがかなり違うのがおわかりになるでしょうか。
中身の重さを量らなかったためはっきりとは明言できませんが、おそらく皮の分厚さや中の状態を考えるに、たとえ大きくても全体の比率で言えば可食部はそこまで多くないのかなぁと推測。それでも大きいから食べ応えは十分あるんですけどね。
…ということで今回はここまで!
ごちそうさまでした!!
こういった規格外サイズのものは手頃なお値段で買えることが多いです。ただ当たり外れはあると思うのでその点は頭に入れておいてくださいね……
もし味が薄いな…という場合は焼きみかんのようにトースターなどで焼いてみるとちょっと甘みが増して食べやすくなると思うのでそちらもご検討ください。量が多ければ絞ってちょっとはちみつや砂糖を足して飲んでもいいかも。