2019年の12月、『フルーツかぶ』というものを購入しました。

生で食べるのに適しているためそう呼ぶようです。『サラダかぶ』と呼ばれるものもありますが、おそらく呼び方が違うだけで同じ物を指すのではないかと思います。

見た目はそんなに変わらなそうだけどそんなに違うものなのかなぁ?
ちなみに赤い品種もあるそう。

断面は真っ白く、きめが細かそう。
果肉はしっかりしていますがそこまで硬くないようで、皮を剥くときに引っ掛かることもなくきれいに剥けます。また、カットもさくさくできました。
普通のかぶより甘みがあるらしいとは聞いているのですが、切ってみるとかぶや大根に特有のちょっと辛そうな香りがしたのでこの時点ではやや不安……。
……とちょっと心配なところはありましたが、実際食べてみるとやさしい甘みがあり、辛味はほぼありませんでした。若干それっぽいかな……という気配はあったものの、ドレッシングなどをかければ気にならない程度だと思います。

長く噛んでるとちょっとナッツのような風味も感じる…気がする(※人によるとは思います)
食感は生でもあまり硬くなく、舌触りがなめらか。果汁がしっかりあり、特に中心の部分がみずみずしくやわらかいです。
加熱すると更にやわらかくなり、口の中でとろけるような食感になります。味は、普通のかぶだと若干苦みが出ることがありますが、これはそこまでないように思いました。
総評としては
『普通のかぶと劇的に大きく異なるわけではないが、生の状態でも比較的クセが少なく食べやすい』
……と言えるのではないかと思います。
生食に向いた品種なので、サラダや浅漬けなどがオススメ。ただ、ものによっては辛味が少し強いものもある可能性があります。その場合は加熱調理に使ってもいいでしょう。大根やかぶの辛味は加熱することでほぼ無くなるため、食べやすくなります。

実際『辛味が少ない』とされる野菜を食べてみたらけっこう辛かった…という経験を何度かしているので、まず最初に少し味見してみてから調理方法を決めたほうが無難かと思います
かぶは冬の一時期にしか出回らないので、もし食べたい場合は旬を逃さないようにご注意くださいね。