実食・緑の日向夏~すっぱくないの?~

緑の日向夏 果物

日向夏といえば、明るいきれいな黄色が主流。

…ですが、たまにちょっと色味が良くないものもあったり。

あら、ちょっと緑だ

少し緑が残っています。表面に黒い斑点もあり(※斑点は柑橘全般たまにあるので特に気にしなくてOK)。

地元産で、買い物中たまたま目に付きました。黄色のものしか食べたことが無かったのとお値段もそこまで高くなさそうだったので試しに1袋購入。

…ということで、今回はこの日向夏の感想を書いていきます。

記事を上げるのが遅くなってしまったので更新日は4月になっていますが、実際に購入したのは2月中旬です。

緑の日向夏について

剥いた感じ皮がちょっと硬い

日向夏はほかの皮が分厚い柑橘と異なり『白いワタ部分が苦くなく、ワタごと食べられる』という最大の特徴・利点があります。

よって、上からクルクルとりんごを丸ごと剥くようなイメージで皮を剥きます。

こんな感じ。普通の日向夏と同じように剥けました。

ただちょっと気になったのが、

…ちょっと皮硬いかな……?

…という点。

普段食べる黄色だともう少し皮が剥きやすいはずなんですが、これはちょっと硬いみたいで剥きづらい。上写真のようにきれいに剥けるものの、普通よりちょっと力を入れないといけないのでそこは注意したほうがいいと思います。表面が少しワックス状なので力加減に気をつけないと手が滑ってケガをするかも……(というかちょっと途中危ないかなという印象があったので……)。

包丁を使うのに慣れていない人は無理にやるよりまな板に置いて少しずつ削いだほうが安全そう。

あと、緑がそこまで強くないものもけっこう硬かったのでこれは緑がどうこうと言うより別の問題かもしれません。けっこうサイズが大きかったのと色ムラがあったことから天成りの可能性もあるかなと思っています。
(ただし記載は特に無かったのであくまで予想であって確定ではありません)

【天成りとは】
樹の上の方に成る実のこと。大きくなりやすく、日焼けもしやすい傾向にあります。

果肉は問題無さそう?

中身、というか果肉はこんな感じ。

色味や果汁の多さなどは普通の日向夏と大差は無さそうです。ワタはやっぱりちょっと硬い(皮剥きの段階で剥いていたのはワタの部分なのでそれはそうなのですが)。

サイズがちょっと大きめだったので食べやすいように更にちょっと小さめにカット。

また種有りだったようで、中心あたりは種が多く、切ったついでに自分で食べました。この辺は種有りと種無しの話になってしまい本題から逸れてしまうので今回は割愛。

味は問題無く美味しい!(けど少しだけすっぱいかも)

さて、いちばん気になるのは味なのですが、特に問題無く、すっきりした甘みとシャキッとした酸味があり美味しいです。個人的にはちょっとすっぱいかな…という気はしたのですが、そもそも日向夏自体が酸味の強い果物なのでそこまででもないかも。

というか、一応家族にも感想を聞いたんだけど『すっぱい派』と『そこまでない派』で分かれてしまって……

結局酸味の強さについてどう思うかは人によるかもしれないなと思いますが、それでもものすごくすっぱい!!という感じは無く、美味しかったと思います。

ただ一点気になったのはやっぱり『ワタが硬い』という点。ちょっとよく噛む必要アリ。

…と、大体こんな感じですね。

まとめ

今回の日向夏の感想をざっとまとめると、

  • ちょっと皮が硬いので剥くとき手が滑らないように注意!
  • 緑色に反しそこまですっぱくはない。元々日向夏は割と酸味が強いのでそこまで気にならない(ただ人によるかも)
  • ただワタは硬い(こんなものと思えば気にならない)

といった感じ。と言っても物によるかもしれないので保証はできませんが……(たまたま今回のがそうだったというだけかも)

とりあえず言いたいことは

『多少見た目の色にムラがあったり斑点があってもそこまで心配無さそう』

…ということ。

ただし、普通に値段や見た目が良いものと比べるとどうしてもそちらに軍配が上がってしまうので、その点は承知の上で購入したほうがよろしいかと思います。美味しいんですけどね。

…あと最後に、結論を言った後に言うのも心苦しいですが一応補足というか注意点を。これは日向夏以外の柑橘でも言えることなのですが、あまりに安価かつサイズが大きい場合、水分が抜けていたり味が薄かったりといったものに当たる可能性はありますので、その点は頭に入れておいたほうがいいかもしれません。もしそういうものにあたった場合でも加熱してみたり果汁だけ搾って使ったりといった食べ方もできますので、あまり気を落とさずに工夫してみるといいと思います。

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