『おかわかめ』って何?特徴を見てみよう

おかわかめ 野菜類

先日、直売所に寄ったところ『おかわかめ』というものを見つけ、何だろうと思って購入。

……わかめ?

葉っぱですね。触った感じはペラペラじゃなく割としっかりめ。色はかなり濃い暗い緑色をしています。

『つるむらさき』の仲間みたいです。

つるむらさきは上写真のような野菜。言われてみれば葉っぱ部分はちょっと似てるかな……?

さて、何でわかめ?と思ったんですが、茹でてみたら疑問は一発で解決しました。

あ~、わかめっぽい

茹でた状態がわかめソックリ(照明の関係で写真だと明るい色になってしまいましたが肉眼で見ればもっと濃い色をしているはず)。

お湯に入れてるとますますわかめっぽい。

味噌汁に入れてもわかめっぽい。

実際うちの家族はわかめと思ってた(※言うの忘れてて後で言いました)

さて、見た目がわかめみたいとはいえ、海藻ではなく野菜。もちろん違う部分もあります。

ざっくり書くと、

①アク抜きが必要
②少しぬめりが強い
③少し苦みがある

まず、アク抜き。先ほど触れた『つるむらさき』はアク抜きが必要な野菜。その仲間である『おかわかめ』も同様にアクを抜く必要があるようです。

ちなみに生の状態で少しかじってみたけど『ぬめる葉っぱ食べてる』って感じだったから美味しくはないかなぁ……
(※個人的な確認のためにやってみただけなので生食は推奨しません)

アク抜き時間は人によって違うんですが、わたしは40秒~1分くらいやってます。

次にぬめりについて。茹でるとぬめりが強くなります。触ってみた感じだと特に葉っぱの裏がヌルヌルする(ただ、しないものもあったので確定ではないかも……)。わかめも一応ぬるつきはありますがここまでじゃないかなという気がします。

茹でて切った状態だと上写真のように一瞬糸を引きます。もちろん傷んでるわけではないのでご心配なく。アク抜きする前に切るとぬめりが煮汁に出るので、切るなら茹でた後にすることをおすすめします。

切った後の包丁やまな板はぬめりが残ってるから続けて使うにしても軽く洗った方がいいよ

ぬめりのある野菜といえば『オクラ』もありますが、オクラほどはぬめりは強くないように思います(オクラは『ぬめり』というより『粘り』って感じかも……)。

最後にについて。茹でてアク抜きすることで緩和しますが、アク抜きを経ても少し苦みは残ります。味噌汁に少量加えるくらいならそこまで気にならないですが、おかわかめをメインに使ったおひたしなどにした場合は苦みがちょっと気になるかなという印象。味付けは気持ち濃いめのほうがいいかもしれません。幸い葉がしっかりしているからか日持ちはするので、心配な人は少量まず試してみて、一気に使うのが難しそうだったら少しずつ消費していくのがいいかなと思います。

……何かやっぱり『つるむらさき』って感じがするね

ここまで上げた3つの特徴、すべて『つるむらさき』と共通しています。

つまり、おかわかめは見た目は『わかめ』、その他の特徴は『つるむらさき』に似ている、と覚えておけばいいかなと思います。

今回、わたし自身おかわかめを初めて使いました。初めて使う食材や調味料はいろいろと発見があるので勉強になるし楽しいですね。普段あまり見かけないので買う機会もなかなか無いのですが、今後も購入機会があればもっと調理法を模索してみようと思います。それでは。

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