某日、お店で普段見かけない名前のりんごを発見。

『おいらせ』というそう。
今ちょうど出ている『サンふじ』や『サンつがる』といったりんごは色ムラが多かったり赤色が薄かったりするので(※日光に当てて育てる関係でそうなるので別に悪いわけじゃないです)、そういったものと比べるとだいぶ色づきが良いです。
色も秋映ほど極端ではないですがかなり濃いように思います。
油上がり(表面のベタベタ)が少し目立ち、光沢が強め。

ひっくり返すと尻(底)の部分がかなりゴツゴツとしています。ほかのりんごはここまでなく比較的丸っこいです。

スターキングデリシャスが確かこんな感じだった記憶がある
写真を撮り忘れたので比較画像が無いのが惜しまれますが、6年前に購入した『スターキングデリシャス』が同じような特徴を持っていました。スターキングデリシャスはおいらせの親品種に当たるそうなので、特徴を引き継いだのかもしれませんね。

そして見た目以上に驚くのが中身。


これって蜜?
おいらせは蜜が入りやすいようです。面白い模様をしています。

ちょっと気になったこととして、蜜の色というと大体濃い黄色のイメージがあるんですがこれはどうも緑色に見えます。

一応調べたけどよくわからなかったし食べてみても食味に問題なかったから大丈夫かな(今後何かわかったら追記しますね)


ちなみにこちらも『おいらせ』。少し色づきが薄く、中に蜜は見当たりません(※ちょっとピンボケしてしまいました、すみません)。
蜜が入りやすいと言われている『ぐんま名月』なども実際は入っているものと入っていないものがあるので、必ずしも蜜入りとは限らないようです。
さて、長くなりましたが肝心の食味について。一応2個食べたのでそれぞれについて書いていきます。
1個目(蜜入りのほう)は甘みはしっかり、酸味もそこそこあり。味が濃く美味しいです。少し初手ですっぱいかな?と感じますが秋映ほどの強い酸味ではないので、食べ進めれば気にならなくなると思います。
2個目(蜜なしのほう)は1個目より酸味が落ち着いていました。ただこれに関しては蜜の有無関係なく劣化によるものと思われます。
正直1個目も何となく『本来ならもう少し噛み応えがあったんじゃないかな』という感じの硬さでした。購入して数日経っていたのでその間に少し古くなってしまったのかもしれません。

やっぱり買ってすぐ食べたほうがいいね
真夏と比べれば食物が傷みにくい気温になったといえど、油断は禁物(※自戒)。
上記のことからできるだけすぐ食べたほうがいいと思われますが、少し時間を置くなら念のためペーパーや新聞紙などにくるんで冷蔵庫に保管したほうが無難。
今年はもしかしたら購入機会がもうない可能性もあるので念のため現時点での記録を残しておこうと思いますが、もう少し食感等の確認がしたいので今年中にまた書けそうなことがあれば追記しようと思います。

