『ローゼル』という名称を聞いたことはありますでしょうか?


これは『ローゼル』のつぼみ。ワインのような濃い赤色が印象的。
写真のものは2020年につぼみだけ袋詰めで売っているのを購入したものです。地域にもよるかもしれませんが、直売所などで売っていることがあります。また、観賞用としての用途もあるので、くきが付いたまま売っていることも。
『ローズ』と名前が似ていることから何となくバラっぽいイメージがあるんですが、実際はハイビスカスの仲間。


切ってみるとちょっとオクラっぽい。
この中身を取り除いて外側を乾燥させることで、お茶として利用できます。

…実を言うとこの当時使い方がよくわかってなくて、買ったはいいものの持て余してしまったという苦い経験があります……
買った際に店員さんが使い方を教えてくれた記憶があるんですが、たぶん自分が『乾燥させる』という工程を聞き逃したと思われます(当時の店員さん、ごめんなさい……)。乾燥させずそのままお湯に入れても全然抽出されないので注意。
そして5年の時を経て、たまたまお店で乾燥させたローゼルを発見。リベンジとして購入。

カラカラに乾燥しています。
ハーブティー用のポットがあればそれで淹れられるんでしょうが、うちには無いので市販のお茶パックで包んでからマグカップに入れ、お湯を注ぎ抽出。普通の紅茶のTパックの要領。

これが淹れたローゼルティー。

すっごい赤い!
最初少し紫っぽいかな?というところからどんどん赤くなっていきました。
赤じそのようなちょっとすっぱそうな香りがします。
で、肝心の味についてなんですが、

う、うおーすっぱい!!
かなり酸味が強いです。若干お茶っぽい渋みもあるんですがすっぱくてそこはあまり気にならないかも。例えるなら香りと同様、赤じそのような、梅漬けを連想するような味。
よく市販のハーブティーで『ローズヒップ&ハイビスカスティー』が売っていますよね……アレと色も味もよく似ています。それもそのはず、どうもこの『ハイビスカス』ってローゼルのことらしいです。それならほぼ同じ味がするというのも納得。

じゃあローズヒップ&ハイビスカスティーのすっぱさってハイビスカス由来なんだ……
ローズヒップ単体のお茶をまだ飲んだことがない(近場で売ってない……)ので何とも言いがたいですがざっと調べた感じだとローズヒップ自体は別にすっぱくないみたいです。もし今後買えたら自分でも確認してみたいと思います。
オススメの分量は
お湯200ccに対して茶葉2g
……くらいかなと思います(200ccに対し茶葉1gでも試してみましたが、色も味も薄く、水っぽくなってしまいました)。ついでに先ほどの写真のものはマグカップが小さく入りきらなかったため180ccにしています。20cc程度ならそこまで変わらない印象。
マグカップで淹れたので200ccと記載していますがコーヒーカップで120ccくらいなら1gで足りるでしょう。
ちなみに、買ってはみたものの思いの外すっぱすぎて飲みづらい……という人は少し薄めて砂糖を足すとだいぶ飲みやすくなるのでオススメです。
個人的な総合評価としては、
・色が美しく見映えがする
・味に少しクセがある
・すっぱいものが好きな人向け
といったところ。
わたしとしてはストレートより砂糖入りが好きかなと思います(実はすっぱいものが苦手で……)。
最後に。普通のハイビスカスティーも同様ですが、酸味が強いので胃腸を悪くしている人は飲むと悪化する可能性があります。そういった人は避けたほうが無難です。ご注意くださいね。

