幸水(こうすい)実食レポ~2024.08~

幸水 果物

お盆近くになると梨が出回ってきます。最初に見かけるようになるのは『幸水(こうすい)』という品種。追って『豊水』『秋麗』などが多く出回るようになります。

今回は幸水のお徳用を買ってきたので、どんな感じか食べて確認してみようと思います。

訳あり品として売ってたけど見た目とかの問題だろうから、味にそこまで影響無いなら家で食べる分には問題なさそうかな……

まず1個目。約260gの少し小ぶり。

ちょっと凹みがあって不格好、少し青い部分があります。

断面。凹んでた部分は茶色く、硬くなっていて食べられそうになかったので取り除きました。

食べてみると、シャキシャキでほどよく甘く、少し酸味も感じました。果汁がたっぷりあり、噛むと口の中に広がります。

……もうちょっと甘みが欲しいかな

欲を言えば……ですけどね。

青い部分より赤みの強い茶色い部分のほうがやわらかく(皮を剥いた時点でわかる)甘みが強いと感じました。同じ梨でも部位で食味が異なるみたいです。

次の日2個目を食べました。310gで1個目より少しだけ大きい。

こっちは茶色い硬い部分は特に無し。

透き通ったきれいな果肉が食欲をそそります。

あ、甘いね

1個目よりやわらかく、甘い。先日のものも美味しかったですがこっちのほうがより美味しい。

とりあえず、多少青みが残っていてもこのくらいであればけっこう甘いので問題は無さそうです。冷やして食べるのがおすすめ。

完全に薄茶色っぽいものならほぼ間違いないとは思うんだけど、ああいうのってけっこう良いお値段するからなかなか日常的に買うのは難しいのよね……贈答用ならともかく家で普通に食べる分にはこのくらいのでも十分かなぁ

幸水は早ければ7月くらいには出ますが出始めはまだ青っぽいです。また、あまり時期が遅いとメインが豊水に切り替わるので入手が難しくなります。梨の中でも食べ頃のタイミングが難しい印象。たぶん買うなら今回のように8月中~下旬あたりがいちばんいいのかな、と個人的には思います。買いたい場合は時期を逃さないようご注意を。

夏場は傷みやすく、特にこの夏は暑いので室温保存はリスクが高いです。買ったら冷蔵庫に入れたほうがいいでしょう。そのまま入れると表面がやわらかくなって食味が落ちるので、数日ならともかくある程度長期に保存したい場合はペーパーや新聞紙でくるんで直接冷風に当たるのを避けることをおすすめします。

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