りんごは出回っている品種が比較的多い果物です。
前に『スターキングデリシャス』というりんごを購入しました。今回は当時見た特徴や食味についての感想について簡単に書いていこうと思います。
ちなみに元々アメリカで生まれた品種らしいんだけど(名前からして何となくそれっぽい)、今回購入したものは青森産。国内でも栽培されてるんだね
スターキングデリシャスについて
色が濃い赤りんご
全体的に濃い赤色。写真だとちょっと薄めに見えますが肉眼だともっとしっかり濃いはず。
色が濃い品種でよく見かけるものといえば『秋映(あきばえ)』があげられます。それと同じくらい…とまではいかなくとも、割と近い色合い。色ムラがあまりなく濃いので果点(白い斑点上の模様)もきれいに見えますね。
今回購入したものを量ってみたところ、260g程でした。市販の国内産りんごとしては標準~少し小さめといった感じでしょうか。
でもコレしか知らないからものによるかも
ちょっと形がゴツい?
断面。上写真のものは少し平たい形でした。他のものも確認してみたところ、どちらかというと縦に長いものもありました。よって形は個体によって差がありそうです。また、他品種に比べると何となく少しごつごつしているような印象があります。
果肉の色はクリーム色(写真だと白っぽく写っていますが肉眼だともっと黄色に近いです)。
特に尻の部分がかなりゴツゴツしてたなぁ……という記憶はあるんだけど、何故か撮り忘れてたみたいで写真が無い……残念
ベタベタせず、やわらかい
りんごの表面はベタベタしていることがあります。これは『油上がり』と呼ばれ、品種ごとにベタベタ具合が異なります。例えば『ジョナゴールド』はベタベタがかなり強く、『ふじ』は弱く比較的サラサラの手触り。
スターキングはあまりベタベタしていません。
あとびっくりしたのが、果肉のやわらかさ。包丁を入れたらすぐわかりました。通常、りんごは芯の部分が少し硬いので切る時ひっかかることがあります。スターキングはそのようなことが無く、皮も剥きやすかったです。
油上がりが強くないので滑りづらく、やわらかい。この2つの特徴から切る時に扱いやすいなという印象を受けました。
クセがなく食べやすい
甘みもほどよくあり、酸味がちょっと強め。後味がさっぱりしています。噛んでいると少しだけ渋みも感じましたが、特段気になるほどではない。クセがなく食べやすいです。
果肉はやわらかめですが、歯切れよくシャキシャキ感もあります。果汁が多く、噛むと口の中に広がります。
果汁が多めだからジュースやペーストにしてもよさそうね
そこそこ酸味があるので、ジャムやコンポートなどにも向くんじゃないかと思います。
…というわけで、今回はスターキングデリシャスについてでした。
19年に一度購入して以降見かけないままになっているので、もう一度どこかで買えないかなとずっと思っているりんごです。余談というか個人的な話なんですが、やっぱりりんごの尻部分の写真を残していなかったことと、当時はりんごの写真をほぼ全て上から撮影してしまっていたため斜めからのわかりやすい写真が無いのが反省点。斜めや横からだと背景が写り込んでしまうので昔はそれを嫌って真上から撮影していたんですが、正直真上だと形状がわかりづらいんですよね……(近年は何とか斜めから撮影しています)。
また購入できれば、その時はまた記事にしたいと思います。