麺にはいろんな種類があります。日本に昔からある麺といえば『うどん』や『そうめん』、『そば』が代表的。うどんとそうめんは小麦粉から作られるため白く、そばはそば粉から作られるため灰色(茶色?)をしています。
一方、外国由来の『パスタ麺(マカロニ含む)』や『中華麺』は黄色をしています。何故このような色をしているのでしょうか?
今回はパスタと中華麺が黄色い理由について簡単に書いていこうと思います。
パスタと中華麺が黄色い理由は?
パスタも中華麺も小麦粉からできています。ならば卵が使ってあるのか?と思うかもしれませんが、別にそういうわけではありません。パスタと中華麺はそれぞれ違う理由で黄色いのです。
パスタは『小麦粉の色』が黄色い
まずパスタについて。小麦粉は小麦粉でも、我々がよく使っている白い小麦粉とは種類が異なります。
パスタに使われているのは『デュラムセモリナ』と呼ばれるもの。デュラム小麦とも言ったりします。実際、パスタを購入する際に原材料名を確認すると『デュラムセモリナ』の文字が確認できます。
デュラム小麦粉は元々が黄色いため、それから作られたパスタももちろん黄色いというわけです。

でもデュラム小麦粉って日本のお店じゃまず見かけないよね
デュラム小麦粉はスーパーなどで見かけることはまずありません。一応、インターネットで探せば見つかりますが割高となっています。
中華麺は『化学反応』によって黄色くなる
一方、中華麺について。
使う小麦粉自体は白いものですが、こちらは『かん水』と呼ばれる液体を使います。この材料によって麺にコシが出て黄色くなるとされています。
……ただ、スーパーなどで見かける中華麺の原材料を見てみると、かん水も使ってありますが同時に『クチナシ色素』も使ってあるようです(少なくともわたしが確認したものは全て入っていました)。

クチナシも黄色いもんね
クチナシの色素は日本でも昔から使われている黄色の着色料。おそらくかん水で黄色くはなるんでしょうが、さらにクチナシ色素を加えることで発色を良くしているのでしょう。
詳しいことは存じ上げないのであくまで予想ですが、
大衆に一般販売するにあたってできるだけ発色をよくすることで購買意欲を上げるメーカーとしての工夫
……なのかな、と考えています(※あくまでわたし個人の予想なので実際はわかりません、違ったら申し訳ないです)。本格的なお店で出す麺ならまた違うのかも。
どちらにせよクチナシ色素は悪いものではないので気にする必要は無いと思います。

わたし自身今までかん水の影響だけかと思っていて(学生時代に習った際もかん水にしか触れてなかったはず)、改めて原材料を確認して『へえ~』って思ったんですよね……思い込んでると意外と気づけないので勉強になりましたね
まとめ
上記をもう一度まとめると、
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パスタ(スパゲッティ・マカロニ)は『デュラムセモリナ』という黄色い小麦粉から作られるので黄色い
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中華麺は『かん水』を加えることで黄色くなる(ただし少なくとも大量生産で出回っている麺にはほぼクチナシ色素が使ってあると思われる)
ちなみに冒頭でも話した通り、卵を使った麺も無いわけではありません。『卵麺(らんめん)』というそうで、実はわたしもまだ食した経験がありません。機会があれば追記等したいと思います。