19年の11月、直売所にて『アスパラ菜』という野菜を見つけたので購入してみました。

本来『オータムポエム』という名前で、食味がアスパラガスに似ていることからアスパラ菜と呼ばれるようです。

見た目は菜の花っぽい

香りも菜の花っぽい。

本来はつぼみの段階で収穫するため花は咲いてないはずですが、今回のものはけっこう咲いています。ちょっと収穫が遅れてしまったのかも。

まあ直売所のだし食べられるならそこまで気にしない
自分で育てていないと花を見る機会もなかなか無いですから勉強になったと思います。
生のままの食感はシャキシャキ。
茎部分は苦みを感じず、ちょっと甘みがあるかな……という感じ。生のカリフラワーの味に似ている気がしました。葉っぱ部分はちょっと苦い。
加熱すると苦みは消え、甘みが増します。茎のシャキシャキ感も生のときほどではないもののしっかり残っている印象。

確かにアスパラガスっぽいかも

和え物にするのであればよく洗った後そのまま茹でるといいでしょう。
細かく切ってからだと栄養分が茹で汁に出てしまうのでできるだけ切らないほうがいいですが、けっこう大きいので鍋に入らない場合は入る大きさに切るのがおすすめ。
※花はたぶん茹でている間に散ってしまうのである程度取りました。

塩を少し入れて茹でると色よく仕上がります。

今回はコーンと炒めてみました。
当時よく知らなかったので下茹でしてから炒めてしまったんですが、アスパラ菜は下茹でする必要ありません。茹でてから炒めるとかえって葉などがぐしゃぐしゃになってしまう可能性がある(実際写真のものはちょっと崩れてる)ので炒めるならそのままのほうがよさそう。味は美味しかったです。
比較的新しい品種のようで、まだまだ他の野菜と比べると出回っていないのかなと思います(わたしもこの時以降お店で見たことが無いです。普段あまり行かないお店だったのでタイミングが悪かっただけの可能性もありますが……)。
大きいお店や直売所なら売っているかもしれませんね。今後買えたら他の料理にも使ってみたいと思います。