トマトのイメージが強い『湯むき』という方法、果物であるすももや桃でも同じように剥くことができます。
メインブログのほうですももの湯むきについて書いており、自分で試した中でいちばん上手くいった方法（※今のところ）を紹介しています。ここではそこに行きつくまでの過程を書いていこうと思います。
ご参考になればと思います。
※メインブログ（湯むきのメリットおよびデメリット、手順などはこちらに書いています）↓
すももの湯むきチャレンジ記録
1回目：切れ目を入れずに10秒
まず1回目。切れ目をまったく入れず、そのままの状態で10秒お湯に浸けてみました。
お湯に入れると皮の色はちょっと明るくなります。
さて、結果はというと…
剝きづらいね……
切れ目を入れていないので、剥くためのとっかかりがありません。自然には剥けないので、爪でひっかくなどして皮を逆立てる必要があります。
部位によって皮がくっついているところがあってなかなか剥けませんでした。あと、剥けたところと剥けなかったところの色ムラが大きく出来上がりの見た目があまり良いとは言えません……。
全部は剥き切れず、最終的に半分くらい包丁で剥きました。
2回目：片面に切れ目を入れて30秒
今度はすももの片面だけ切れ目を入れてみました。
さらに、時間は10秒から30秒に変更。
結果はこんな感じ。切れ目を入れた面は割ときれいに剥けました。
ですが、切れ目を入れてない面はうまく剥けず皮がちぎれてしまい、ちょっと勝手悪い印象。
切れ目は片面だけじゃなくてぐるっと一周のほうがよさそう
3回目：ぐるりと切れ目を入れて10秒
片面だと反対側がむきづらかったという反省点から、今度はぐるりと一周切れ目を入れてみました。
今回は切れ目１本のものと2本（十文字）のものの２パターンを準備。
また、切れ目を大きくしたので時間は短くてもいいかも…？と思い、時間を最初の10秒に戻して実験してみました。
切れ目を入れてると皮が縮むのかこのように少し隙間ができます。
ん、これはいけるかも
半分はきれいに剥けたんですがもう半分はあまり…といった感じ。ちなみに上写真はどちらも切れ目2本（十文字）のほうです。切れ目1本のほうは上手く剥けませんでした。
うーん…やっぱり時間が短いかな
あと一押し…という感じ。
4回目：ぐるりと切れ目を入れて30秒（十文字）
今までの結果から切れ目十文字がいちばん剥きやすかったのでそこは変更せず、時間をまた30秒に伸ばすことに。
やっとうまく剥けた……！！
するんと皮がむけました…！！
果肉に色は残るものの、今までのものと比べていちばん色ムラが少なかったです。
…ということで、メインブログのほうには４番目の成功例を出しています。
今回は『大石早生（おおいしわせ）』という代表的なすももを使用しましたが、皮と果肉の色が異なるソルダムでもやってみたいと思っています。その際はまた結果をご報告しますね。
