『翠峰(すいほう)』~2019からのリベンジ~

翠峰(2019年購入) ぶどう

『翠峰(すいほう)』という名のぶどうをご存じでしょうか?

白ぶどうの一種で、マスカットに似たぶどうです。

私が2019年に購入したものがこちら↑。1粒が大体20g前後、大きいもので驚異の25g。普通のぶどうが大体15~18gほど(※種類とか値段とかにもよる)と考えるとかなり大粒です。ただ2023年購入のものは全体的にもうちょっと小さかったのでどっちかというとこちらが特段大きかったのかも。

食べてみて気になったのは『酸味の強さ』。甘みもあるものの思ったよりけっこうすっぱくて、『こんなものなんだろうか?』と当時疑問に思ったものです。食べ進めれば慣れてくるのかそこまでは気にならないのですが、それにしてはすっぱすぎない……?と試しに検索をかけてみたところ本来は甘い品種のよう。どうやらたまたますっぱいものに当たってしまった様子。

もう一度買い直そうかとも思ったのですが、実はふだんあまり行かないちょっと遠いお店で見つけて購入したもので、近所のお店では残念ながら同品種は見つからず。どの品種が置いてあるかというのはお店によって違うんですよね……。

記事にするにあたって自信を持って『甘くて美味しいです』と言うには私の経験が伴っていなくては書くわけにはいかないし(一応ぶどうのまとめ記事には紹介はしていますが、大きさなど書ける範囲のみに留め、すっぱいものに当たったかもしれないので機会があればリベンジするという旨は書いていました)いつか、いつかリベンジを…!と思いながらも再度購入のチャンスに恵まれず(コロナも流行っていて一時期は遠出も憚られたというのもあります)、はや6年。2023年にやっと見つけることができました。

今回購入したものはかなり甘みが強く美味しいものでした。6年の刻を経てやっとリベンジは成功したのです(ちょっと言い方が大げさですけど……)。

※2023年購入分記事はこちら(メインブログのほうです)↓

『翠峰(すいほう)』ってどんなぶどう?特徴や味を見てみよう
『翠峰(すいほう)』白ぶどうの一種で、『翠』の名の通りきれいな緑色。少しサイズは大きめ。甘みが強く、マスカットのような風味。皮ごと食べられますが少し口の中に残りやすいのでそこはお好みで。

上記事や本記事を書くにいたってぶどうのまとめ記事のほうも23年の分で修正を行いました。

念のため最後に。今回のこの記事に関しては単純に『そういうこともあったなぁ』という感想・記録をせっかくだから残しておきたいなと思って書いただけなので別に不満があったという意ではありません。どちらかというと数年越しに思った通りの甘い翠峰が食べられた、という感動のほうをより強くお伝えしたいところ。

私個人は農業に関する知識に明るくないためあくまで予想できる範囲での話になりますが、レシピが大体決まっている加工食品と比べてこういった生鮮食品はどうしても品質を全部同じようにするのは難しいだろうと考えています。例えば私の経験上では柑橘の一種の『ミネオラ』はオレンジと比べるとけっこうすっぱいものに当たりやすいように感じます。ですが甘いものはきちんと甘いんですよね。(※あくまで『加工食品に比べて』というだけなのでそこまで頻繁に当たるという意味じゃないですよ?)

農家さん方もできるだけ消費者に美味しい野菜や果物を…と日々研究しながら生産されていることと思いますが、その年の気候なども関係してくる以上、人間の努力ではどうしても均一にできない部分もあるでしょうし、そこはもうそれ以上どうしようもない部分だと思います。せっかくお金を出して購入したものが期待通りじゃなかった、という場合残念な気持ちになってしまう人もいらっしゃるかと思いますが、その時は『ああ今回はそういうのに当たっちゃったなぁ』と割り切るほうがいいかなと思います。野菜なら味付け次第でどうにでもなりますし、果物であれば生食以外のジャムやコンポートにしてみるという手もあります。できるだけ美味しくいただくためにそういった方法も検討してみるといいかもしれませんね。

上の話はあくまで『その生鮮食品本来の味』についての話なので、購入時点で既に傷んでいたとかカビていたとかの『品質管理』については話が別になります。もしそういうものを購入してしまったら、面倒でなければ購入したお店にご相談したほうがいいでしょう。交換してもらえる場合はおそらく証明として『現物とレシート』が必要になるので必ず捨てないようにしてくださいね。
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