『翠峰(すいほう)』ってどんなぶどう?特徴や味を見てみよう

翠峰
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夏から秋、遅いと冬まで味わえる『ぶどう』。一言でぶどうと言ってもその色や形状、味や食感は様々で個性が強いのも面白いところです。

今回はそのひとつ『翠峰(すいほう)』について簡単に書いていこうと思います。

『翠峰』ってどんなぶどう?

少しサイズの大きめな白ぶどう

『翠峰』はこんな感じのぶどうです。23年購入分を撮影しました。

白ぶどうの一種で、見た目はシャインマスカット等に似ています。

黒系や赤系より色が薄いためあまり目立たないのですが、表面がうっすらと白くなっているのが見てとれます。これは『ブルーム』と呼ばれ、特に体に害があるものではないので心配は無用です。ぶどうなら全般に見られます。

ずんだ
ずんだ

ブルーム自体は問題ありませんが、衛生的な観点から必ず洗って食べてくださいね

水で表面をよく洗ってブルームを落とし、ペーパーで拭いたものがこちら。

やまも
やまも

おお、ツヤが出た

ブルームに隠れて少し濁ったような色合いだったのがきれいな色になりました(表面に多少黒い斑点はありますが、そこまで気にする必要も無いかなと思います)。

ちなみに、『翠』は『緑色』の一種。なるほど、その名を冠するに値する美しい色合いだと思います。

ずんだ
ずんだ

ほかの色もですが『緑色』にもいろんな種類・呼び方があるので、興味がある方は調べてみると面白いですよ

粒のサイズは見た感じ大きめの印象。今回の写真のものの粒の重さをいくつか量ってみたところ、小さい粒で15g、大きい粒で20gくらい。中には25gの粒も。19年に購入したものも20gほどで、最大25gもあったとも記録しています。当時を思い返すと小さい粒はあまり印象に残ってないので19年購入分のほうがちょっと全体的に大きかったのかもしれません。

総括すると、『スーパーで買えるぶどうとしては割と大きめ』という所感。

※サイズ感としては、直近で食べたこちらと似てるかも(さすがに25gまでは無かったけど)↓

『瀬戸ジャイアンツ』ってどんなぶどう?特徴を見てみよう
瀬戸ジャイアンツは名前に違わず一粒の大きさがかなりビッグなぶどう。真ん中が割れたような面白い形状です。皮ごと食べられ、甘みが強く、パリッとした食感がたまらない一品。

しっかりした果肉、種は無い

さて、次に断面を見てみます。

左が『皮が付いたままの断面』、右が『皮を剥いたものの断面』。ついでに剥いた皮も撮りました。

やまも
やまも

皮が付いたままだと果肉の色がわかりづらいから最近は剥いたものも撮ってる

果肉の色は皮より少し薄く、透き通っています。けっこうしっかりした硬さで、種はありません。

皮は薄いのですが、粒を半分に切る際にスッとは切れませんでした。どうやら見た目によらずけっこう丈夫みたいです。

甘みが強く、味が濃い!

味はシャインマスカット寄りの風味で、かなり甘みが強く味が濃いです。酸味はそこまで気にならず。

皮ごと食べられますが、皮は薄い割にはちょっと丈夫なので、食べていると口の中に皮だけ残りやすいです。ただ黒系のものなどのように分厚くなく渋みも強くないため、多少口に残ってもあまり気にはならないでしょう。皮はちょっと剥きづらいですがきれいに剥けるので、剥くか剥かないかは好みでいいんじゃないかと思います。

やまも
やまも

試しに皮だけ食べてみたんだけど、酸味も渋みもほぼ無いというか無味に近い感じ。しばらく噛んでるとちょっと渋み?が出てくるけど大抵はその前に飲み込んじゃうだろうからあまり気にしなくて良い気がする

皮の硬さについてはもしかするとものによってはもう少し柔らかい可能性もあるかなと思っています(19年は皮を剥いて食べた記録しか残しておらず確認できませんでした)。今後また機会があればこの点を再度確認してみたいと思います。

この品種に限らずぶどうはけっこうお値段が張るのでなかなか常食するのも難しいものがありますが、美味しいしあまり見かけないのでたまにはこういうのもいいんじゃないかな?と思います。機会がありましたら是非ご賞味ください。

…最後に余談というか個人的な話になりますが、2019年に購入したものはちょっと酸味が強いものでした。これはぶどう全般…というか生鮮食品全般に言えるでしょうが、どうしてもそういったものに当たることはありますね。今回のはかなり美味しかったです。

※せっかくなので2019年の分と個人的な所感について等こちらに置いておきます(サブブログ)↓

『翠峰(すいほう)』~2019からのリベンジ~
2019年購入分の翠峰についての記録です。23年分でメインブログのほうを更新したので本来あまり必要は無いのですが、折角なので過去の分についての記録はこちらに残しておこうと思います。
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