『バナナウリ』ってどんな食べ物?特徴を見てみよう

バナナウリ
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今回は『バナナウリ』というちょっと変わった果物について簡単にご紹介します。

『バナナウリ』とは?

バナナウリは薄い色合いや形から、一見冬瓜(とうがん)や菜瓜(なうり)など、調理や漬物で使う野菜かと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。バナナウリは『まくわうり』の仲間で、生食が可能な果物※です。

スイカやメロン、まくわうりなどは厳密には果樹ではないため、意見が分かれるかとは思いますが、当ブログでは果物として扱っております。ご了承ください。

見た目

細長く、薄い黄色をしています。(写真だと白っぽく写ってしまったのですが、肉眼だともう少し黄色いです)

サイズはものによるかなと思います。上写真のものは大体400gで手でつかめるくらいの大きさでした。

比較用に横に別のまくわうりを並べてみました(上のバナナウリとは別ですが)。こう見ると全然違うのがわかります。

断面。中は濃い赤茶色の種がびっしり入っています。種は細く平たく、触るとかなり硬い。

果肉は少しクリームっぽい色合い、果汁がたっぷり。種を取る際は手だと繊維まで取れず難しいのでスプーンを使うと楽ですが、やわらかいのであまり力は入れなくてOK。軽くこするような感じで。

カット。細いので縦1/4からのカットで一口サイズになると思います。

硬さ

切る前はそこそこ硬そうな感じがしたのですが、実際はかなりやわらかいです。包丁がスッと入ります。ノーネットメロンやまくわうりというと外側が少し硬いので厚く皮をむいたりするのですが、これは皮が硬いような感じもなく、スルスルと皮がむけます。

※だいぶ熟れているものだったので、若いものだともう少し硬い可能性はあるかなと思います。

香り

切るとほんのりまくわうりっぽい香りがします。ものによるかもしれませんが、少なくとも上写真のものは切る前はそこまで香りはせず。うっすらと香りはするのですが甘いと言うよりなんというか不思議な香り。

やまも
やまも

何となくマルメロっぽいような…そうでもないような…?

味・食感

ほんのりと甘く、食感はやわらかめ。やわらかめといっても果肉はしっかりしているので舌でつぶせるような感じではありません。歯切れの良い感じのやわらかさですね。少し舌触りがほろほろしています。

まくわうり自体がそこまで甘みの強いものではなく、バナナウリも同様。少し落ち着いた味のまくわうりといった感じ。ただ、クセはないですし食感がやわらかいので食べやすいです。

ずんだ
ずんだ

冷やして食べるとおいしいですよ

少し珍しい果物ですが、地元に作っている方がいらっしゃったら直売所などのお店で見かけるかも。みなさんも機会がありましたら是非ご賞味くださいね。それでは。

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