『すもも』にはどんな種類があるの?~特徴を見てみよう~

すももの種類について
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初夏、そろそろ『すもも』が出始める時期になりました。今回はその『すもも』の中から5種類を簡単にご紹介したいと思います。また、最後にプルーン(西洋すもも)についても少し触れています。参考になりましたら幸いです。

《最初に》
・あくまで個人の感想を基に書いています。
・写真はそれぞれ別日・別時間帯に撮影しているため、色味が少し異なる可能性があります。ご了承ください。

『すもも』の品種

大石早生(おおいしわせ)

まず『大石早生』代表的な品種で、年の最初に出回るのもまずこの品種。

色は果皮が赤、果肉が黄色。果皮・果肉ともに明るめの色合いです。果皮が黄色に近いものはまだちょっと熟していないものです。すももは追熟するので、そういったものを入手した場合はすぐに食べずに少し待ってみましょう。

ちょっと酸味が強いですが、甘みもほどよくあります。食感はやわらかく、果汁もしっかりあり。

やまも
やまも

スタンダードなすももって感じかなぁ

※個別記事。黒っぽくなると熟れすぎなのでちょっと注意。↓

『大石早生』って何?特徴を見てみよう
大石早生はすももの代表的な品種です。明るい色をしており、少し酸味も効いていますが甘みもありおいしいすももです。色が薄い場合はしばらく追熟させるといいでしょう。傷まないよう温度管理にはご注意を。

ソルダム

次に『ソルダム』。こちらもよく見る品種で、大石早生と同じくらいかちょっと遅い時期から出回ります。

こちらは果皮が緑~濃い赤色、また、果肉の色が赤いのが大きな特徴で、ほかのすももともかなり異なります。香りはそんなに強くはないですが、果物らしいさわやかな香りがします。

甘く、少し酸味もあります。風味がちょっと独特で、少し桃に似ている気もするし、いちごっぽい感じもします。果汁が多く、ジューシーでやわらかいです。

ずんだ
ずんだ

ほかの品種と比べるとちょっとクセはありますが美味しいですよ

※個別記事。もう少し緑色のものもこちらに載せています。↓

『ソルダム』って何?特徴を見てみよう
『ソルダム』は、果肉の色が赤色をしている一風変わったすももです。少し変わった風味ですが、酸味がひかえめで甘みが強く。食べやすい品種。

ハニーローザ

少し小ぶりのかわいいすもも。酸味が少ないため食べやすいです。

写真のものは食べてみた感じと色合いからちょっと熟れすぎてるかな?と思ったので、できればもっと色が明るい時期に買ったほうがいいと思います。

※2023年に初めて購入。皮を剥く前の断面もこちらに載せています(断面の写真を2種類撮影したのですがあまり画像が多いと見づらいかもと思ったのでこちらには果肉のみ載せました)。↓

『ハニーローザ』って何?ほかのすももとの違いは?
ハニーローザ。小ぶりでかわいいすもも。写真のものだとちょっと熟しすぎていると思われるのでもう少し明るい色のものがオススメです。

太陽(たいよう)

果皮は濃い赤紫

上写真のものは23年に購入したもので1個150gほどあったのですが、19年に購入したものは70gほどと記録していたので大きさは規格によるものと思われます。大きいもののほうが見かける頻度は多い気はしますが…。

果肉は薄い黄色で、大石早生と少し似ています。

酸味が落ち着いていて甘みをしっかり感じられるすももで食感もやわらかく美味しい。

当初『食感は割としっかりしていて、シャキシャキ感があります。味は酸味が少し強めですが、同時に甘みも強いです。』と記載していたのですが、上記よりおそらくもう少し追熟が必要だったものと思われます。ただこちらも濃く甘酸っぱいのでどの程度の段階で食べるかは好みにもよるかなと思います。

※個別記事はこちら↓

『太陽』ってどんなすもも?~特徴を見てみよう~
太陽(たいよう)の名を持つすもも。果皮は色濃い一方、果肉はやさしい色合い。酸味が比較的おだやかで甘みを強く感じます。熟したものは舌触りもよく美味しいです。

秋姫(あきひめ)

最後に『秋姫』。名前の通り、秋に出回る品種。写真のものは2019年の10月上旬に購入したのですが、9月には既にお店に出ていたように記憶しています(地域によって違うかも)。

果皮は赤色元々は黄色のようで、写真のものも裏側に少し黄色っぽいところがありました。その点は『大石早生』に似ているのですが、それよりは少し濃いかな?といった感じ。

果肉は光沢のある濃い黄色で、中心は少し薄い色をしています。皮は薄いです。

他の品種に比べるとかなり大きく、写真のものは170g程ありました。また、果実の大きさに対して種が小さい気がします。

酸味はひかえめなものの、少し後味に残る感じがありました。しかし、甘みもほどよくあり、やわらかく食べやすい。食べる部分が多めなので満足感があります。

※ちょっと追熟が進んでいる感じなので、ものによってはちょっと違うかもしれません。今後また購入できれば追記したいと思います。

※プルーン

『プルーン』は品種名ではなく総称。西洋すももと呼ばれるものです(先ほどご紹介した『大石早生』などは日本すももと呼ばれます)

プルーンと聞くとまずドライフルーツを連想する人が多いと思いますが、日本すもものように生で食べられるものも売っています。

色や形は品種で異なりますが、2019年に購入した上写真のものは果皮は濃い紫色で、すももというよりぶどう(黒系)みたいな色。果肉は緑でした。

ずんだ
ずんだ

お店で何度か見かけましたが、品種名まで書いてあるものは見かけなかったように記憶しています。もっと出回るようになれば変わるのでしょうか…?

先ほどの写真は購入して2日目くらいのもので、酸味がかなり強めでした。追熟させようと思い、待つこと8日(つまり10日目)。

表面にしわができ、果肉は少しだけ黄色く変色。やわらかくなっており、きれいに切ることができなかったのでそぎ切りにしました。少しやわらいだとはいえ、まだ酸味がけっこう強いかなという印象。しかしくせになる甘酸っぱさで、すっぱいものが好きな人にはおすすめです。

もしかするとたまたま酸味が強かったのかもしれないので今後また見かけたら買ってみたいと思います。

※品種について詳しくわかればまた追記します。

※補足:食べ方

皮は薄いのでそのまま食べることが可能です。ただちょっと口の中に残るので気になるならむいて食べてもOK。手でむくのは難しいので包丁やナイフでむいたり、『湯むき』をしたりといった方法でむいたりします。

湯むきについて、湯にくぐらせる時間や切り込みでむきやすさを調べてみました。もしご興味ありましたらこちらもどうぞ↓

すももの湯むき、どうすればやりやすい?実験してみた
すももの湯むきに適した切込みの入れ方やお湯にくぐらせる時間などについて調べてみた記録になります。参考になれば幸いです。
【更新状況】
23.07.06:ハニーローザの項目を追加。また大石早生など個別記事のリンクを追加しました。
23.08.22:太陽の個別記事作成につきリンクを追加。それに合わせて太陽の項目を少し変更しました。
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