『太陽』ってどんなすもも?~特徴を見てみよう~

太陽すもも

果物の一種『すもも』。代表的な品種は『大石早生(おおいしわせ)』『ソルダム』といったもので、これらは初夏あたりによく見かけます。その後品種が入れ替わりながら秋頃までが旬。

今回はその中から真夏に出回る品種のひとつ『太陽(たいよう)』というすももについて簡単に書いていこうと思います。

太陽というすもも

赤紫の濃い果皮

やまも
やまも

まずは見た目の特徴を見ていこう

果皮は赤紫色。例えるならぶどうの色に似ています。赤系と黒系の中間あたりかな……?

上写真だと少し黄色っぽい部分が見えます。完熟する前はこのような色合いのようです。

ずんだ
ずんだ

表面の白っぽい粉状のものは『ブルーム』と呼ばれます。すもも全般のほか、桃やぶどうなどによく見られます。特に体に影響のあるものではありませんのでご心配なく

『ブルーム』自体は安全なものですが、衛生上の観点から『洗わず食べて問題無い』わけではありません。必ず洗ってから食べてくださいね。

水洗いしたものがこちら。けっこう丁寧に洗っても完全にはとれないようです。

ただ体に悪いものではないのでしっかり洗ったならそれで十分かと個人的には思います。

どうしても気になる場合は野菜や果物などにも使える洗剤を使って洗うという手もあります。その場合は『パッケージの記載を必ず確認する(※食材にまで対応している商品は少ないです)』こと、また『しっかりすすぎ洗いをすること』を心がけてください。

サイズが大きく、今回(※23年8月)購入したものだと大体150gくらい。大石早生よりソルダムのほうが大きいのですがそれよりもっと大きく、ずっしりとしてインパクトがあります。

【23.08.22追記】
過去の記事を確認し直したところ、19年に購入したものは70gとかなり小ぶりだったようです。個人的には大きいイメージがあったのですが、規格で異なるのかもしれません。

ちなみに『貴陽(きよう)』という品種もあり、太陽より更に大きく、青っぽい色をしています。

やまも
やまも

貴陽はけっこう見かけるけどお値段が張るからまだ食べたことないなぁ……
(今後機会があれば記載したいと思います)

果肉はやさしいクリーム色

次に、断面を見てみます。

皮は濃い色をしていましたが、中身は一転、白っぽい優しいクリームのような色合いをしています。

皮周辺の色は一見濃く見えるのですが、皮をむくとほぼ均一に同じ色なのでおそらく皮の色が透けてそう見えるのだと思われます。

ずんだ
ずんだ

写真だと照明の関係か少し暗い色になってしまったのですが、肉眼だと明るいきれいな色なんですよ。もう少し黄色いと思っていいです

比較として大石早生の写真も上げておきます↓。

大石早生の断面

中の色は割と似ていますが、こっちのほうがちょっと黄色みが強い感じでしょうか。

あと、太陽は他の品種と比べたときに『大きさの割に種のサイズはひかえめかな?』という気がします。

やまも
やまも

一応種を量ったら3gくらいだったからやっぱり小さい気がする
(※他品種を量っておらず現段階で比較できないので2024年に確認してみようと思います)

酸味がひかえめで甘い!

酸味は程よく、そこまで強くないため甘みをしっかり感じます。大石早生など甘酸っぱいものと比べると酸味がひかえめなのですっぱいものが苦手でも食べやすいのではないでしょうか。クセも特に強くありません。

熟したものは適度にやわらかく舌触りがしっとりしています。

食べ方(※例)

丸ごとかじって食べる

まず『丸ごとかじって食べる』方法。すももは皮も食べられますし、そのままなら包丁を使わなくてもいいので楽です。

ただちょっと注意したいのが

『皮がちょっと硬い』
『皮は酸味が強い』

……という点。皮と果肉を一緒に食べた場合、果肉だけの場合より酸味が強く、甘酸っぱく感じます。また、皮が丈夫なので食べているうちにやわらかい果肉が先に喉を通り抜け、皮だけが口の中に残ってしまうのでなおのことすっぱく感じてしまいます。

すっぱいものが好きな方なら皮ごとで大丈夫だと思いますが、できるだけ酸味をおさえたい場合は丸ごと皮を剥くか後述のようにカットして食べた方がいいかも。

切って食べる

次に、果肉をカットして食べる方法。

上写真は半分にカットしてから削ぐように切りました。丸ごと剥いてからでもいいかもしれないのですが、種の位置がちょっと把握しづらいので個人的にはこっちの切り方の方が楽かなと思います。

縦または横にぐるりと一回転包丁を入れ、ねじって切り離すことで半分に切ることができます。

ただしこの方法の注意点として

『先に皮を剥いてしまうとすべってねじりづらくなってしまう』

ということがあげられます。よって、半分に切った後に皮を剥くことをおすすめします。

ずんだ
ずんだ

これは桃の切り方と同様で、注意点も同じです

繰り返しになりますが、皮は食べられるもののけっこう硬いです。噛む力が弱い方の場合、剥いた方が食べやすいと思います。

個人的には小さい品種より扱いやすい気がします。

果肉をそのままにすると変色しやすい

そのほか、注意したい点をひとつお伝えしておきます。

カット直後はきれいな色なのですが、時間が経つと茶色く変色してしまいます。

やまも
やまも

こういうのを褐変(かっぺん)って言うよ。果物の中で褐変しやすい代表的なものは『リンゴ』。あとは桃とか梨とか

空気中の酸素に触れることで酸化してこのような反応が起こります。

あくまで体感なので実際はわからないものの、個人的に褐変までの時間が早いように感じました。気になる場合はリンゴのように塩水に漬けることをおすすめします。

試しに塩水(※約0.2%濃度)に浸したものと浸さなかったものを比較してみます。照明の下なので実物よりちょっと赤く見えるかも。

写真だとちょっとわかりづらいですが、塩水に浸けたもののほうが少し褐変が抑えられています。ただ完全に抑えられるわけではなさそうかなという印象。

やまも
やまも

1時間くらい置いてたらどっちもほぼ変わらないくらい茶色くなってたから早めに食べた方がいいと思う

できるだけ食べる直前に剥くことをおすすめします。

まとめ

やまも
やまも

じゃあ最後に簡単にまとめてみよう

『太陽』というすももは、

  • 赤紫色で大きい(※サイズは規格によると思われる)
  • 酸味ひかえめで甘く、食べやすい
  • 皮は食べられるがちょっと硬く酸味が強いため、食べづらい場合は剥くことを推奨
  • 果肉が褐変しやすい(※体感)ので、切ったらリンゴのように塩水に浸けると良い

…と、こんな感じでしょうか。

食べやすく、満足感のある品種です。旬の時期に是非ご賞味ください。

【更新状況】
23.08.22:重さについての記載に追記
24.07.22:文章構成見直し、まとめの項目を追加
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