ドライフルーツのひとつに『デーツ』というものがあります。今回はそのデーツについて簡単にご紹介します。
特徴
見た目やサイズ
デーツは『ナツメヤシ』の実を乾燥させたもの。濃い茶色で表面に光沢があります。
サイズは3~4cmくらい(※実際測り忘れてしまったので大体ですが)、重さは5g前後。ちょうど一口大といった感じです。
断面写真。上が横向き、下が縦向きに切ったもの。中の果肉まで茶色です。中に空洞がありますが、おそらくここに種があったと思われます。今回のものは最初から種がとってあったのですが、種が残っているものもあるようです。そこは業者さんによるのかなと思います。
ヤシの実ってもっとデカいやつじゃないの?
やまもさんが言っているのはたぶん『ココナッツ』のことですね。ヤシの実というとまずそれを想像する人も多いのではないでしょうか。確かに同じくヤシの仲間なのですが、ココナッツが成るヤシは『ココヤシ』といいます。ココナッツもココナッツオイルやココナッツミルク、ナタデココなどの原料として有名ですね。
あ、違う種類のヤシなのか。なるほど
ちなみに、日本にも『フェニックス』と呼ばれるヤシの木がありますが、あれもナツメヤシ系です。写真を見てみると木の形が似ていますよ。
味や食感
ドライフルーツといえば種類にはよりますが、ねっとりした食感や濃い甘みが特徴です。デーツも同様ですが、ほかのフルーツと比べるとそこまでねっとりしておらず、ちょっとサクサクとしています。触った感じはちょっと硬いのですが、実際食べてみるとあまり硬くはありません。甘みもひかえめで食べやすいです。ひかえめ、といってもやはり甘いので、数粒食べると口の中が甘くなってきます。なので、お茶などあっさりめの飲み物と相性がいいんじゃないかと思います。また、ほかのドライフルーツでもそうなのですが、手で直接触るとちょっとぺたぺたするのでお手拭きがあるといいかもしれません。
甘みひかえめといってもドライフルーツはカロリー高めなので注意が必要。一気に食べるより毎日少しずつ食べるものと考えたほうがいいでしょう。
デーツはスーパーやドラッグストアでもたまに売っていることがあります。どこにでも売っているわけではないものの、入手難易度はそこまで高くないと思います。機会がありましたら是非食べてみてくださいね。それではまた。