乾燥豆を茹でるのに時間がかかる原因は何?

白花豆
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乾燥豆には『大豆』『小豆』『金時豆』『花豆』『うずら豆』など、いろんなものがあります。

そのような乾燥豆を茹でてやわらかくする際、『思ったより時間がかかるな…』ということがあります。その原因について考えられることを3つほど上げてみようと思います。

乾燥豆がやわらかくなるまでに時間がかかる原因は?

吸水時間が足りていない

まずひとつ目。基本的に乾燥豆は水にもどしてから使います(ただし小豆の場合は吸水させずにそのまま茹でます)。大体『一晩』もしくは『半日』と言われていますね。

水戻しの時間が短いと、その分茹でるのに時間がかかります。

上写真のように、表面にしわがなくなるくらいには吸水させたほうがいいでしょう。

また、気温が低い場合は特に吸水に必要な時間が長くなります。豆の甘煮は寒い時期に作ることが多いのではないかと思うので、吸水させる時間は余裕を持って見ていたほうがいいでしょう。

うめ
うめ

経験上、冬でも長くても半日(12時間くらい)を見ておけばほぼ大丈夫じゃないかなって思うよ。
※割と温暖な地域に住んでいるため、寒い地域の場合もしかしたらもう少しかかるかもしれません。

豆自体が古い

ふたつ目に、『豆が古い』ということが上げられます。

豆のパッケージを見ると、生産された年が書いてあるはずです。それが前の年であれば通常の茹で時間で大丈夫だと思いますが、さらに前の年だとちょっと時間がかかる可能性があります。

上写真は実際に茹でた虎豆なのですが、生産されたのが2年前でした(正直これはわたしが買ってすぐ使っていなかったのが悪いのですが…)。普段、このサイズの金時豆やうずら豆であれば2時間もせずに調理が終わるのですが、今回は3時間たっても少し硬いままで、結局一旦加熱をやめて次の日に加熱しなおしました。

このように、古い豆は時間がかかることが考えられるため注意してください。

豆の種類による

みっつ目…といってもちょっと補足というか前ふたつとは違う話にはなりますが…。

豆の種類でやわらかくなるまでの時間が異なります。

例えば、甘煮を作る場合、金時豆の仲間『大正金時』や『うずら豆』などと比べると、花豆は少し時間がかかる印象です。そもそものサイズが大きいからかもしれません。逆に、『ひよこ豆』はかなり短い時間でやわらかくなります。

できるだけ時間を短くするには?

やまも
やまも

今まで書いたことを踏まえると、できるだけ時短になるようにするには下の3点に気をつければよさそう。

①前もって早めに吸水させておく
②購入時に豆の生産年月日を確認しておく
③購入したら早めに使う

乾燥豆は日持ちがするのが利点ではあるのですが、購入してから放置すればその分豆は古くなっていきます。特に長期保管しておく理由がないのであれば、早めに使った方がよさそうです。

あと、もし圧力鍋があればそちらを使用したほうが時間・光熱費ともに節約できると思います。
※うちは圧力鍋がないので今のところその辺のお話がしづらいのですが、今後購入したらまた追記でいろいろ書きたいと思います。

以上、簡単にでしたが、参考になりましたら幸いです。

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