『ボラ』と『ボラのへそ』~簡単に解説

ぼらの切り身とぼらのへそ魚類・魚介類
やまも
やまも

今回は『ボラ』っていう魚について簡単に紹介していくぞ!

【最終更新】
21.01.09:『ぼらのへそ』の記事と統合しました。

『ボラ』ってどんな魚?

漢字で『鯔』。体が大きいため、切り身の状態で出回ります。魚肉の色味はタイなどと比べると赤く、マグロなどと比べると薄いという白身と赤身の中間のような色をしていますが、分類は『白身魚』(けっこう赤いことから赤身と間違えがちなので注意)。

魚肉は普通に食用になりますが、卵巣を塩漬けにしたものが珍味『からすみ』として有名。また、『へそ(そろばん)』という部位も珍味として取り扱われています。(へそについては後述)

『ボラ』の食べ方

ボラはよく『臭い』と言われていますが、これはものによるようです。ただ、購入したら臭いものに当たってしまう可能性も十分考えられるため、しょうがなどの『薬味』や『みそ』などを使ってにおいを目立たなくする調理法がおすすめです。ちなみにこれはボラに限らずサバなどにおいが強い魚全般に有用です。

やまも
やまも

今回購入したものは家族いわく、『身が大きい』『海の方で獲れたものじゃないか』とのこと。においは特に強くなかったぞ。

先ほどの説明にも書いたのですが、白身魚にしては少し赤みが強いです。加熱すると白くなります(真っ白ではなく、ほんの少しピンクみのある白)。

みそ・砂糖・酒と一緒に煮て『みそ煮』にしました。酒もにおい消しに有用な食材ですね。
レシピは『サバのみそ煮』と同じものでOK。あればしょうがやネギも入れると彩り的な意味でもいいと思います。

皮が熱で縮んだのでちょっと丸まってしまいましたが、いい感じに仕上がりました。

サバやブリと比べると味は少し淡泊ですが、身がやわらかく、箸がすっと通ります。みそとの相性も◎。皮ももっちもちでおいしいです。

あまりにおいが強くない場合は、塩焼きなどシンプルな味付けの料理でもいいと思います。
また、ぼらは刺身でもおいしいそうです(私はまだ食べたことがないので聞いた話ですが…)。ただし、加熱用に処理された魚は生食に向かないのできちんと加熱調理して食べてくださいね。

『ぼらのへそ』って何?

さて、冒頭でも少し話題に出た『へそ』についても少し触れておきます。

『ボラのへそ』は実際はへそではなく、胃の一部です。

形がそろばんの玉に似ていることから『そろばん』とも呼びます。

実際はそろばんの玉よりかなり大きく、人差し指と親指で○を作ったくらいの大きさ。重さはだいたい10g前後といったところ。触った感じコリコリしているというかけっこう硬く、内側に骨が入っているようなイメージ。実際は骨はないんですけどね。

きちんと処理がされている…ということもあるのかもしれませんが写真のものはほぼ無臭でした。

めったに流通がないようで、自分もこの写真のものを買った20年1月以降、21年1月現在までスーパーで見かけたことが一度もありません。(買い物に行くときとお店に並ぶときのタイミングがたまたま合わないだけの可能性もあるのですが…。)港の近くなど鮮魚を取り扱うようなお店だとまた違うかもしれません。

『ボラのへそ』の食べ方

新鮮なものであれば刺身で食べることもできるそうなのですが、スーパーに並んでいるものは少し時間が経っているでしょうからだいたい加熱用だと思います。今回はシンプルに塩焼きにしました。

分厚いため、火が通るのにけっこう時間がかかります。焼いて食べる場合は生焼けにならないよう火はあまり強くせず、じっくり焼いた方がいいと思います。

食べた感想なのですが、歯ごたえがありシャリシャリとした独特な食感。味付けは塩だけですが素材の味とマッチしていてとてもおいしいです。

で、この食感何かデジャヴを感じるなと思ったのですが

やまも
やまも

…砂肝……?

鶏の砂肝(すなぎも)によく似ています。焼き鳥で砂肝をよく食べる人にも塩焼きはオススメ。
焼くのは焼き加減が心配…という人は煮物のほうがいいかも。まだ試していないので機会があればまた追記したいと思います。

それではまた。

タイトルとURLをコピーしました