春あたりになると清見や不知火(しらぬい)、甘夏などの柑橘が出回るようになります。
その中に『アンコール(アンコールオレンジ)』と呼ばれるものがあります。
一見、温州みかんに似ているので
『何が違うんだろう?』
『どんな味がするんだろう?』
と思う人もいるかもしれません。
今回は『アンコール』について簡単に書いていこうと思います。
アンコールってどんな柑橘?
形は温州みかんに似ているけれど……

見た目は温州みかんと似て少し平たい形をしています。
また、重さも今まで量ったものだと100~120gといったところだったのでそこまで大きくは変わらないかなという印象。
温州みかんと違う点として
『表面が硬く、ゴツゴツしている』
『皮の赤みが強い』
などがあげられます。

同時期に販売されていた『カラマンダリン』と比べてみるとだいぶ色が異なるのがわかります。

別日撮影の温州みかんはこんな感じ(本来なら温州みかんと並べたかったのですが時期的に売っていませんでした。ご了承ください)。
皮が薄く、種が多い

触った感じはけっこう硬いので皮も厚いイメージがあるかもしれませんが、意外と薄め。ものによっては少し厚みがあるといった印象。
縦切りだとわかりづらいですが、種が多いです。
味が濃く、少しオレンジの風味あり
甘味がじゅうぶんあり、酸味もほどよくあります。味が濃い印象。
見た目は温州みかんに似ているものの、酸味や風味は少しオレンジ寄り。ただしネーブルやバレンシアといった一般的なオレンジと比べると特有のクセは少なく、やや落ち着いた味と言えるかと思います。さっぱりした後味。果汁が多く果肉の舌触りも良いです。
薄皮(じょうのう膜)ごと食べられます。人によってはちょっと硬く感じるかもしれないので、その場合は薄皮を剥くかオレンジと同様にカットして食べるのがおすすめ。

種が多いので飲み込まないようにご注意ください
アンコールの食べ方は?
手剥きして食べる
アンコールの皮は手で剥くことができます。

ただ、皮が少し硬く中身とぴったりくっついているので、温州みかんと比べると少し剥きづらいです。力をいれすぎると果肉がつぶれるので注意してください。
ものによっては少し皮がボロボロになります。

ある程度薄皮に強度があり、小房に分けるのは難しくありません。
また、平べったいので小分けにすると1個1個がちょっと小さめになります。

一口サイズでかわいいですね
白いワタが少ないので、みかんのワタ(すじ)が気になる人でも食べやすいのは良いところ。
オレンジのようにカットする
ネーブルやバレンシアなどのオレンジと同じようにカットして食べる方法もオススメ。

それぞれ縦ベース・横ベースで1/8にカットすると上画像のようになります。オレンジのようにまん丸ではないので、縦ベースだとこじんまりとしたカット、横ベースだと平たいカットになります。
カットしてから皮を剥くと、手剥きの場合より剥がしやすい印象です。

個人的には縦ベースのほうが食べやすいかなぁ……
でもそのへんは人によりそう
種も中心にまとまっていて割と取り除きやすいです。
まとめ

じゃあ最後にまとめて終わろう
アンコール(アンコールオレンジ)は、
・見た目は温州みかんに似ているが、触感が硬く皮が赤い
・種が多い
・味は濃く、少しオレンジの風味がある。クセはあまり無い
・手剥きして食べてもいいし、カットして食べてもいい
種が多いのでその点は少し食べづらいかもしれませんが、味が濃く美味しい柑橘です。旬の時期に是非ご賞味ください。
※同じくマンダリン系統である『カラマンダリン』についてはこちら↓

26.04.30:画像を新しく撮影したものと差替、全体的に構成の変更


