夏野菜のひとつ『ナス』。ナスはいろんな形のものがあります。一般的な『中長ナス』からずんぐりした『米ナス』、たまに緑色のナスも見かけます。今回はその中から『長ナス』について簡単に紹介します。
特徴
見た目
おお…長い!!
上がおなじみのサイズ『中長ナス』、下が『長ナス』です。名前の通り、かなり長いのがわかります。
写真のものは大体1.5倍くらいでしょうか。太さはあまり変わらないように見えますが、ものによっては少し細いかなという印象。長さがあるからか、短いものと比べるとずっしりした感じはなく、どちらかというとすっきりしたシルエットです。
ヘタは黒っぽく、色は濃い紫で光沢があるという点は共通ですね。触ってみたところ、ヘタに近いほうは実が締まっており硬め、下の少し膨らんでるあたりは少しやわらかめで弾力がある感じでした。
『大長ナス』とも言うみたいだけど、一般的に『長ナス』って言ったらコレを指すと考えていいと思うよ。
ちなみに、『中長ナス』で有名な品種には『筑陽(ちくよう)』『千両(せんりょう)』が上げられます。※上写真のものは筑陽だったかなと思いますが2019年のものなのではっきりわかりませんでした…
アク抜きについて
長ナスってアクが強いのかな?
ということで、実際に比べてみました。
左が水に漬けてアク抜きしたもの、右は漬けずにそのままにしたものです。どちらも時間は10分くらい。
…何か違うとこある?
少し色が変わるかなと予想したのですが意外とそうでもなく、ほとんど変わりませんでした。試しに生で少し食べてみましたが、えぐみはほとんどなく、割とすっきりとした味でした。(たまたまかもしれないので一応アク抜きはしてから使いましたが…)。
たまたま鮮度がよくてあまりアクが気にならなかったのかもしれません。少し手間ですが、念のためアク抜きしてから使った方が安心かなと思います。
ナスの中にはすぐ褐変してしまうものもあるから、品種にもよるのかもしれないね。
これから夏になりたくさん出回ると思いますので是非旬の時期に買ってみてくださいね。