『カラカラ』ってどんなオレンジ?特徴や味はどうなの?

カラカラオレンジ

柑橘の一種『オレンジ』。ジュースなどに使われる定番の『バレンシアオレンジ』をはじめ、同じく多く出回る『ネーブルオレンジ』、ちょっと変わり種の『ブラッドオレンジ』など種類も様々。

その中に『カラカラ』(もしくはカラカラオレンジ)というちょっと聞き慣れないものがあります。

※写真のオレンジはヘタがどこかで取れてしまったようです。本来は購入時ちゃんと付いているはず。

皮の表面は少し赤みの強い色をしており、ちょっと目が粗いというかゴツゴツしている印象のオレンジ。

今回は『カラカラオレンジ』について、他のオレンジとの違いもまじえながら簡単に書いていこうと思います。

カラカラオレンジの特徴は?

ネーブルと同じくヘソがある

『カラカラオレンジ』という名称からかなり珍しい印象を受けますが、『ネーブルオレンジ』の仲間だそう。ネーブルオレンジといえば尻部分(※ヘタの反対側)にヘソのような窪みがあるのが特徴です。

ずんだ
ずんだ

ネーブル(nabel)は英語で『ヘソ』の意。名前そのままってことですね

では、カラカラオレンジはどうでしょうか。

やまも
やまも

あっ、こっちもヘソがある

ネーブルオレンジ特有のヘソと良く似た形状の窪みが見てとれます。このような特徴を持つ柑橘は少なくとも市場に出回っている品種ではかなり珍しいです(ヘソがある柑橘は他にも一応ありますが大体はここまでは目立たず割とシンプル)。ここからも『カラカラってネーブルの仲間なんだな』ということがわかります。

ただし、下写真のようにヘソが無いものもあります。

これに関してはカラカラというよりネーブル全般の特徴といえます。ヘソの形状は個体差が大きく、

『ヘソが大きいもの』
『窪みの中がボコボコしているもの』
『窪みの中が丸っこくスッキリしているもの』
『そもそもヘソが無いもの』

…など様々。なのでヘソが無くてもそれはたまたまと考えていいと思います。

※普通のネーブルオレンジについてはこちら(バレンシアとの比較)↓

果肉が赤い!

先述のとおり『ヘソがある』というのはカラカラオレンジの大きな特徴といえます。

ですが、ほかにもカラカラ特有の特徴がもうひとつ。それは切って中を見るとわかります。

カラカラオレンジ・横切り断面
やまも
やまも

…何か色が濃いな?

これだけだとちょっとわかりづらいかもしれないので通常のネーブルオレンジと比べてみましょう。

実際に比較してみると違いがよくわかるんじゃないでしょうか。

ネーブルは黄色寄りのオレンジ色なのに対し、カラカラは果肉がかなり赤いです

みかん等のような濃い赤というより、少し青みのある暗い色が入った感じ

この色合いがカラカラオレンジ最大の特徴と言えそうです。

縦切りはこんな感じ。

写真を見ると少しカラカラのほうが皮が分厚いように思いますが、皮の厚さは割と個体差があるので上写真だけだとちょっと断言できないかなぁ…という印象。

ずんだ
ずんだ

もっと枚数が撮れればまた追記したいと思います

果肉の色が異なる柑橘といえば……?

柑橘の果肉の色は大抵オレンジ色か黄色です。しかし例外的に色が異なるものも存在します。

例えば有名なもので言えば『ブラッドオレンジ』『グレープフルーツ』

やまも
やまも

ブラッドオレンジの代表品種は上ふたつで、それぞれ色が異なる。

グレープフルーツ・ホワイトとルビーの断面
やまも
やまも

グレープフルーツの赤は写真右のような感じ。

カラカラはこれらと比べるとブラッドオレンジ(モロ)ほど濃くはなく、どちらかというとグレープフルーツの赤に色合いが似ているかなと思います。ただグレープフルーツのほうはより青みがあるというか、ピンク色に近い感じなのでやっぱり何となく違う印象はあります。

※ブラッドオレンジについてはこちら↓

ブラッドオレンジ~普通のオレンジとどこが違うの?
ブラッドオレンジ『タロッコ』は少し果肉に赤みがありますが普通のオレンジとそこまで大きくは変わりません。一方『モロ』は果肉が濃い紫色をしており、独特の風味があります。色はすごいですが味は良いのでおすすめです。

※グレープフルーツについてはこちら↓

グレープフルーツ~白と赤ではどう違う?~
グレープフルーツの白はホワイト、赤はルビーとも呼ばれます。見た目も違いますが、赤のほうが白より少し甘みが強く、苦みがひかえめ。

カットしたあと皮をむきやすい

カラカラオレンジの食べ方についてですが、ネーブルや他のオレンジと同様にカットすると食べやすいです。

上写真は1/8カットにしたもの。左は横半分に切ってからカット、右は縦半分に切ってからカットなので断面の形状が違います。

カラカラは皮と中身があまり強くくっついておらず皮が剥がしやすいのが良いところ。表面は硬いのでさすがに最初から素手だと難しいですが、この状態からであれば手でも簡単に剥くことができます。

やまも
やまも

ネーブルも皮が剥きやすいオレンジだからココも共通してる

意外と味にクセは無い!

さて、いちばん肝心な味についてお話します。

色が濃い果物はものによっては少しクセが強かったりします(特に顕著なのがブラッドオレンジ)。なので、それを知っていると多少身構えてしまうかもしれません。

ですが、カラカラオレンジはクセの強さはほぼ感じません。言われてみれば少し違うかな…?くらいの風味。

甘く、酸味もほどよくあります。一口目は酸味が強いかな?と思うものの、食べ進めると舌が慣れてあまり気にならなくなります。むしろ通常のネーブルオレンジやバレンシアオレンジと比べて少し酸味がひかえめな感じがあるので、すっぱいものが苦手な人はもしかするとこちらのほうが食べやすいかも。

※よく洗ってから食べよう!!

カラカラオレンジを食べる際に気をつけていただきたいことがひとつあります。

現状、お店で入手できるカラカラはほぼ輸入物であると思われます。輸入柑橘には防かび剤などが使用されているため、切る前に塩や食品用洗剤などでしっかり洗う…などの下処理をしてください。また、外側の皮にどれだけ農薬が残留しているかわからないので、きれいに洗ったとしても皮を食品として利用するのは個人的に推奨しません。

ずんだ
ずんだ

どうしてもオレンジの皮が使いたい場合は、国産のネーブルオレンジをおすすめします。いつでもはありませんが3月くらいに多く出回るのでそのあたりの時期が狙い目ですよ

まとめ

やまも
やまも

じゃあ最後に簡単にまとめよう

カラカラオレンジは、

  • ネーブルオレンジの仲間で、同じようにヘソがある
  • 他のオレンジと異なり果肉が赤っぽい
  • 色はちょっと違うが意外と味にクセが無く食べやすい
  • 輸入柑橘なので切る前に防カビ剤などを落とす下処理を推奨

…と、こんな感じです。

簡単にでしたが参考になりましたら幸いです。それでは。

【更新状況】
25.01.17:全体的に構成の見直し
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