
今回は2019年、2020年に食べた緑色の柿について書いていくぞ!

よかったら参考にどうぞ
【最終更新】21.09.02
甘柿と渋抜き柿で分けていた記事を統合しました。また、『香り』について誤った情報があったため訂正いたしました。大変申し訳ありません。
緑色の甘柿
まずは2019年に買ったものについて。甘柿です。
見た目

通常目にするオレンジ色の柿と違い、明らかに緑色です。熟れていないのかな…?

断面。中は茶色で、芯の部分を除いてゴマ(茶色いツブツブ)がありました。

断面の色は品種によるかも(品種によってゴマの入り方が違うため)

種も通常であれば濃い茶色をしていますが、これはやはり若いのか、だいぶ薄い色合い。
触感
触った感じかなり硬いです。
香り
切る前に香りを嗅いでみましたが、ちょっとお茶に似たような香りがしました。切った後は、強くはないもののほんのり柿の甘い香りがしました。
訂正(21.09.02)
当初、お茶と共通する成分『タンニン』が香りに影響しているのかもしれない、という予想を書いていたのですが、タンニンは香り成分ではないためおそらく関係は無いと思われます。大変失礼いたしました。
味・食感

か、硬っ………
予想はしていたものの、かなり硬いです。特に芯の部分が硬いので、カットする際は芯の部分を除いた方がいいかもしれません。味は、やさしい甘みがあります。渋みは特になし。
もう少し待ってみることに

もうちょい待ってた方がよくない?

食べられないことはないんですけどね
特に渋いということもなく決して悪くはないのですが、前述の通りかなり硬く、甘みも普通の柿と比べると少し物足りなく感じました。なので、残りの柿をしばらく置いて、追熟を待ってみました。
数日待った後↓


ご覧の通り、オレンジ色になりました。果肉の色も濃くなりましたね。
写真のものは少し待ちすぎてしまったかもしれませんが、結果、やわらかくなり甘みも増したので、硬くて食べづらいときは少し待ってみた方がよさそうです。
緑色の渋抜き柿
今度は2020年に購入したものについて。こちらは渋抜き柿です。
(香りについては確認を忘れてしまいました。次の機会に確認したいと思います。)
見た目



きれいな緑色でハリとツヤがあります。写真だと緑色が強めなのですが、部分によってはオレンジ色っぽくなっているところもありました。断面は薄い黄~オレンジ色。果肉の色がきれいですね。
触感
外側は触った感じかなりしっかりしていて硬いです。また、皮が硬いため包丁でむくときにちょっとむきづらい。
味・食感
外側が硬くまだ緑色で、前年の経験もあり一見まだ甘くないのでは…?と思ったのですが、

えっ…あ、甘い!!
予想に反し、甘くておいしい。そして、果肉もやわらかいです。かなり意外な結果でした。
見た目が青くてもしっかり渋抜きしてあるものは甘いのですね…。勉強になりました。
追熟はするのかな?
さて、この柿もしばらく置いておけばオレンジ色になりもっと甘くなるのでしょうか?
……結論から言えば『あまり長く置いておかない方がいい』ということになりました。


こちらは同じ日に買ったもので、数日経過しています。これは元々少しだけオレンジ色だったような記憶はあるものの、購入したときよりは確実に色づいています。
右写真は断面です。色は濃くなりましたが、もう果肉がやわらかすぎて切り分けることもできず、皮の内側をかじって食べました。ちょっと前より甘い気もするのですが、ドロッとしているので食感もあまりよくありません。あと、1個はいつの間にか傷んでしまっており申し訳ない気持ちになりました。
そもそも購入時点のもので既に甘かったので、追熟を待つ必要はありませんでした。購入してすぐがベストなタイミングだったんだろうと思います。
今回がたまたまで違うケースもある…ということも考えられます。なので、『甘柿』『渋抜き柿』双方、購入時の硬さや味で判断するといいのではないでしょうか。
参考になりましたら幸いです。それではまた。