『冬瓜(とうがん)』ってどんな野菜?特徴や下処理方法など

冬瓜果菜類

青果コーナーに行くと、たまに大きい瓜が売っていることがあります。今回はその中から『冬瓜(とうがん)』という野菜について簡単にご紹介したいと思います。

冬瓜ってどんな野菜?

実は夏の野菜

『瓜』と名が付く通り、瓜(うり)の仲間。ですが、『冬』という文字と反し本来収穫できるのは夏です。

やまも
やまも

そういえばキュウリやメロンとかの瓜の仲間って大体夏に採れるね……

昔は夏に収穫し冬まで保存していたようで、そこから『冬瓜』と名前が付いているようです。今はハウス栽培などで冬でも食べ物に困ることはありませんが、昔は食料を入手するのも大変だったでしょうから、昔の人たちにとっては貴重な食料源だったんですね。

うめ
うめ

冬至の『かぼちゃ』も同じように冬まで保存できることで有名だよ!

長期間保存ができるのは『丸ごと』が前提なので、冬瓜もかぼちゃもカットするとそこから傷みます。購入してからカットしたもの、また元々カットされていたものは早めに消費することをおすすめします。

冬瓜の特徴

見た目

品種によって形や大きさは異なります。スーパーでもかなり大きいものを売っていることも。上写真のものはちょっと小さめでした。

写真のものは表面がきれいなのですが、白く薄い粉状のものが付いている場合があります。それは『ブルーム』と呼ばれるもので、自然にできる物質なので特に問題はありません。普通に洗って調理しましょう。

うめ
うめ

どうしても心配な場合は、野菜や果物の洗浄に使えるタイプの洗剤を使って丸ごと洗って、よくすすいでから使う…という選択肢もあるよ。
※食品に使用できるかどうかはパッケージに記載があるかと思いますのでよくご確認ください。

断面はこんな感じ。中に種があります。キュウリを太くしたような見た目ですね。

キュウリの場合は種が未熟でやわらかいのでそのまま食べられるのですが、冬瓜の場合は種が硬いため、調理する際には除く必要があります。

味・香り・食感

生だと香りはキュウリに少し似ているのですが、風味は異なります。味はほぼ無く、少し酸味があるかな…?という感じ。噛み続けているとだんだん苦みというか、えぐみを感じるようになります。ただそこまでクセは無いかなと思います。

加熱するとかなりやわらかくなり、少し甘みが出ます。それでも味はひかえめですが、その分いろんな味付けが合いそうです。

食べ方について

煮物や汁物に向く

加熱するととろけるようにやわらかくなり、味もしみやすいので煮物や汁物に最適です。冬瓜や他の野菜だけで作ってもいいのですが、冬瓜はそのものの味が薄いので、鶏肉や豚肉、ベーコンといった肉類を油で炒めてから一緒に煮るとコクがプラスされておいしいのでこちらもオススメ。また、色が薄いので塩やうすくちしょうゆで味付けするときれいに仕上がります。

やまも
やまも

もちろん上記にこだわらなくてもOKだよ。いろいろレシピを見て試してみるとお気に入りの調理法が見つかるかも。

ちなみに私は鶏もも肉を炒めて一緒に煮たものが気に入っています。

下処理法(種の取り方)について

最後に冬瓜の下処理について。前述しましたとおり、種を取ってから皮をむいてカットします。種の取り方について以前2種類の方法を試したので書いておきます。

スプーンですくってとる

まず、大きめのスプーンですくって取る方法。普通にすくうと種が残りやすいため、ある程度すくいとったら残りはこするように取るとやりやすいです。

上の写真は半分に切った状態で種を取っています。ただこの方法だと空洞ができるので、ここから細かくカットしようとするとバランスを崩しやすいです。包丁を使うことに慣れていないとちょっと危ないかもしれないので、不安な人は先に縦1/4や1/8に切り分けてから種を取ったほうが安定するかも……。

包丁で切り取る

次に、包丁で切り取ってしまう方法。半分にカットした状態だとできませんが、細く切った状態なら難しくありません。上写真は1/8カットです。ここから皮をむき、更に細かく切っていきます。

個人的にはスプーンよりこちらのほうがやりやすいかなと思いました。ある程度包丁を使うのに慣れている人はこちらのほうが楽なんじゃないかなという印象です。

あくまで個人的に感じたことなので、どちらでも好きな方でいいですし、もちろん別の方法もあると思います。ご参考までに。

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