先日、『陽豊(ようほう)』という柿を購入しました。初めて食べた品種だったのですが、その時の記録を少し残しておこうと思います。
陽豊の特徴と食味について
購入から2日目の状態

比較的丸っこい形をしているかなという印象。表面にハリがありますね。

もうちょっと上から。

断面はこんな感じ。柿は種類によっては尻の部分がへこんだりとがったりしていますが、この品種はほんの少しへこんでるくらいで割とまっすぐみたいです。一応現段階で持っている柿の写真を見てみましたがどれにも似てないかな…という印象。
茶色いつぶつぶ(ゴマと呼ばれるもので甘柿によく見られます)が入っていますね。

う~ん、ちょっとまだ色が薄い…か?
包丁を入れた際かなり硬く感じましたが、食べてみたところ、けっこう歯ごたえが強い。甘みがもうちょっと欲しいかな?といったところ。
いくつか購入したので残りを追熟させてみることに。
購入から13日目の状態
それから2日後、更にプラスして3日後…と定期的に日数を開けながら食べてみましたが、それでもけっこう硬め。これはすぐにはやわらかくなりそうにないな…と思い、辛抱強く待ってみました。
そして、いよいよ最後の1個となりました。



だいぶ赤くなったように感じますね
果肉も少し赤くなってオレンジみが増しました。
これだけ赤く見えますが、触った感じはかなりしっかりめに感じます。
さて、食味についてですが、

おおっ…!まだまだしっかりめの食感……!!
流石に初日ほどではないものの、まだ歯ごたえが強いです。特に下の部分はシャキシャキ。
甘みは正直なところそこまで強くは無かったのですが、柿の味はけっこうものによるので、たまたまちょっと今回のはひかえめな味だっただけかもなぁ…と思っています。
上部分のほうが味が濃いので、小さめに切る場合は上と下は分けずに縦に薄く切った方がいいかも(※これに関しては他の品種もおそらく同様かと思います)。
個人的には、柿は割とすぐ傷んでしまうイメージがあったので、約2週間という長い時間をかけてもここまでの歯ごたえを残していたということにちょっと感動を覚えました。いろいろと条件が重なった可能性も考えられるので『この品種が~』とははっきり言い切れないものの、こういうパターンもあるんだなということがわかるのは勉強になりますね。
今回たまたま少し遠出した先で購入できたんですが、機会があったらまた食べてみたいなと思っています。みなさんも見かけましたら是非購入して食べてみてくださいね。それでは。
※いろんな柿のまとめ↓(今回のはまだ入れてませんが……)
