『秋映』ってどんなりんご?特徴や味を見てみよう

秋映りんご

現在、たくさんの種類のりんごが出回っています。今回はその中のひとつ『秋映(あきばえ)』について、簡単に書いていこうと思います。

秋映の特徴

見た目

何と言ってもまず見た目がほかのりんごと異なります。ふだん見慣れているりんごと比べるとかなり濃い、黒っぽい色合いをしているのが大きな特徴です。

色が濃いこともあり、果点(りんごの表面の点々模様)が目立ちます。

果皮がちょっとむけたような、ガサガサしている部分。『さび』と呼ばれますが、秋映にもよく入っています。

ずんだ
ずんだ

見た目は少し良くないですが、美味しく食べられますので心配はしなくても大丈夫ですよ

断面。色は少ーし濃いめかな?という気がします。

触感や硬さ

表面はそこまでベタつきは無いように感じる時もあるのですが、けっこうベタベタしてるな…と感じる時もあるのでものによるかなと思います。

果肉はちょっと硬めで、包丁を入れるときに少し力を入れる必要があります。果肉を指で触ってみると少しボコボコした感じがあります。

味や食感

ほかの品種と比べると少し酸味が強めです。ですが、甘みもけっこう強く、全体的に味が濃いというか甘酸っぱいという印象。

食感は先ほど記載した通り割と硬く、歯ごたえがあります。歯が丈夫な方は特に問題ありませんが、噛むのに少し力が必要なので、噛む力が弱い高齢者の方などはちょっと食べづらいかもしれません。場合によって小さくカットするか、すりおろしたり煮たりといった工夫をしてみてください。

やまも
やまも

コンポートも美味しいんでおすすめ。

流石に紅玉まではいかないものの、酸味がそこそこ強いので、砂糖と煮てコンポートにするとキリッとした酸味が味をひきしめてくれます。秋映の場合、紅玉と違って甘みも強いので砂糖はそこまで多くなくてOK。

生食はもちろん加工してもおいしいりんごです。旬の時期に是非味わってみてください。

それではまた。

※紅玉についてはこちら↓

『紅玉』ってどんなりんご?特徴や味・利用法など
紅玉りんごは他の甘い品種と比べると酸味がとても強いのが特徴。生で食べるのにはあまり向きませんが、お菓子作りでは本領を発揮します。砂糖と酸味のアクセントが相性良く、キリッとした味に仕上がります。
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