今回のテーマは『橙(だいだい)』について!見た目や味、どのような食べ方をするのか見ていくぞ!
柑橘の仲間で、正月の縁起物として有名な果物ですね。また『橙色(だいだいいろ)』の名前の元にもなっています。
橙の特徴
見た目、触感
温州みかんなどは少し平べったい形をしていますが、橙はそれより高さがあり、より丸に近い形をしています。また、皮がしっかりしていて、手で持った感じ硬いです。
ネーブルオレンジと並べてみました。(本当は温州みかんのほうがわかりやすいんですが家になかったので…)
色はそこまで変わらないでしょうか。表面の凹凸がちょっと細かいのかな?
サイズに関しては、橙が約90g、ネーブルオレンジが約230gほどありました。ただ、今回購入した橙は小さいサイズです(直径は測っていなかったのですがおそらく6cmもなかったと思います)。品種や規格などで異なると思います、ご注意ください。
断面です。皮の色は濃いオレンジ色ですが、中の果肉は色が薄く黄色っぽい色をしています。ちょっと文旦のような色合いです。また、種がけっこうあります。
ネーブルと比べるとこんな感じです。実際並べてみると色が薄いのがわかりやすいですね。
味・食感
すっっっごく酸っぱいよ!!
赤く熟れているような見た目に反し、とても酸っぱいです。1度かじってみたことがあるのですが、舌がしびれるような強い酸味と文旦系に似た柑橘特有の苦みを感じました。甘みはちょっと感じる余裕がなかったのですがあまりないと考えていいと思います。薄皮はちょっと硬めでした。
レモンやかぼす、すだち等を連想してもらえればいいかと思います。あまりに酸っぱく、刺激が強すぎるため、生で食べるには向かないでしょう。
食べ方(活用法)
料理やお菓子作りに利用するといいよ
生で食べるのが難しいため、一般的には加工して使うことになります。メジャーな活用法としては『酢じょうゆ(ポン酢)』にする方法でしょうか。
果汁を搾り、しょうゆを加えれば簡単に作れます。なお、種や細かい果肉を除去するためにきれいな布や濾紙などで一旦濾すときれいにできます。
ドレッシングにしたい場合はほかに植物油(サラダ油やオリーブ油など加熱せずに使えるもの)や砂糖、香辛料などお好みの調味料を入れて味を調整してみてください
あとはお菓子作りにも使えるようです。ネットでもいろんな方がレシピを載せているので、いろいろ見て試してみるといいのではないかと思います。
保管について
皮が丈夫だからか、皮のやわらかい温州みかんなどと比べると日持ちする印象です。今年購入したものは1ヶ月くらい保管していたのですが問題なく使えました。ただ、通気が悪いとカビが生えてしまいます。これに関してはほかの野菜や果物など全般に言えることですが、ビニール袋に入れていると湿気りやすいので買ったらできるだけすぐ出し、風通しの良い涼しい場所に保管してくださいね。