『千秋（せんしゅう）』ってどんなりんご？特徴や味を見てみよう

秋から寒い間に旬をむかえる果物のひとつ『りんご』。時期によって様々な品種が出回ります。

その中から今回は『千秋（せんしゅう）』について簡単に書いていこうと思います。

『千秋』ってどんなりんご？

赤りんごの一種

千秋は赤いりんごです。少し色ムラはあるものの、全体的に色づきが良いと感じます。果点（※りんごの表面の斑点模様）が大きく、けっこう目立ちますね。

形は特にデコボコした感じもなく、つるっとした印象。

サイズはものによるとは思いますが、写真のものは量ってみたところ440gほどありました。ちょっと大きめのようです。

上から。

断面。少しクリームがかった色の果肉。果汁がけっこうありますね。みずみずしい。

割とやわらかく、包丁で切った感じサクッとした印象でした。硬くないのでカットしやすく、皮が剥きやすいのもグッド。

ちょっとベタつきが強いかな？

りんごの表面を触るとちょっと油っぽいように感じることがあります。『油上がり』と呼ばれますが、品種によってどのくらいベタ付くかが異なります。例えばジョナゴールドとかシナノスイートあたりは顕著で、テカテカとした光沢があります。逆にふじなどはあまり目立ちません。

千秋の場合、そこそこベタベタしているかな…という感じ。

硬すぎず、甘みがあり酸味もほどよい

甘みがしっかりあり、酸味もほどよくといった感じです。一口目で少し酸味が効いてるかな？と思うかもしれませんが食べ進めると気にならなくなるでしょう。

硬すぎないものの、食感はシャキシャキとして歯切れが良い。果汁が多く、噛むと果汁が口の中に広がります。箸を刺してみた（※ちょっとお行儀悪いですが）ところ、果汁がにじみでてきました。

おいしいりんごなので、皆さんもお店で見かけたらぜひ購入して食べてみてくださいね。