カラーピーマン~普通のピーマンとの違いは?

カラーピーマン
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夏の定番野菜のひとつ、『ピーマン』。ピーマンと言えば緑ですが、中には赤や黄色といったカラフルなものも。今回はそんな『カラーピーマン』について、普通のピーマンとの違いも交えながら簡単にご紹介します。

カラーピーマンとピーマンの違い

見た目の違い

これは赤いピーマンと黄色いピーマン。写真にはありませんがオレンジ色のピーマンもあります。

かなり色づきがよく、ハリがありきれいです。

こちらが普通のピーマン。こう見るとかなり色が異なるのがわかります。

形やサイズに関しては、個人的にはカラーピーマンはたまに若干太いものが見受けられることがあるかなとは感じますが、個体差や品種によっても多少は違いが出るでしょうし、はっきりと『こうである』とは言いがたいかなと思います。緑のピーマンもけっこう個体差がありますからね……。

味や食感の違い

次に味や食感の違いについて。

カラーピーマンの食味の特徴については以下の通りです。

【赤ピーマン】
・苦みはほぼ無い。酸味を強く感じるが不快感は無い。全体的に味が濃いめかな?
・食感は緑ピーマンよりやわらかめ。
【黄色ピーマン】
・苦みはほぼ無い。赤ピーマンと比べると酸味は薄く、あっさりめでクセが少ない。
・食感は緑ピーマンよりやわらかめ。赤とはそこまで変わらない…かな?

※あくまで個人の主観です。

緑のピーマンはいわゆる『未熟果』であり、独特の苦みが強く、食感もシャキシャキと歯ごたえがあります。それと比べると赤や黄色といった色づいたものに関しては熟れてきているので苦みが薄れ、食感もやわらかくなってきます。

上にも書いたように、黄色はあっさりめの味、赤色はもっと味が濃い感じです。

やまも
やまも

ピーマンの苦みが苦手な人には良さそうだなぁ

うめ
うめ

緑よりはかなり食べやすくなるんじゃないかな?

ただ、ピーマンの風味が全く無くなったわけではないので、ピーマンがものすごく苦手!という人だと敏感に感じ取ってしまうかも…(私個人は気にならないのですが……)。なので『ピーマンが苦手でも絶対食べられる!』とは断言できないかなと個人的には思います。

適した調理法は?

緑ピーマンと同じように使うことができます。緑黄色野菜は油と相性が良いため、加熱調理ならば炒め物がおすすめです。カラーピーマン専用のレシピはもちろん、緑ピーマンを使うレシピで代用してもいいでしょう。

また、マリネやサラダなどにもオススメです。ドレッシングで油と一緒に摂取できますし、生や加熱時間を短く抑えたものであればカラフルな色合いを活かすことができます。

うめ
うめ

上で油の話をしているけど、あくまで『ビタミンの吸収率を考慮すれば』の話だから、そこまで気にしなくてもOKだよ。好きな方法または食べやすい方法で食べるのがいちばん。

注意点としては、緑よりはやわらかいものの、それなりの歯ごたえはあるので、噛む力の弱い方だとちょっと食べづらいかも…といったところが上げられます。できるだけやわらかくなるよう切り方を小さく工夫したり、また若干色味が落ちてしまう可能性はありますがやわらかくなるまで加熱するのも手でしょう。

オマケ1:パプリカについて

似た野菜に『パプリカ』というのがあります。カラーピーマンと比べて大きく太くどっしりとしていて、分厚いのが特徴。また、国産もありますが大抵は輸入物です。

厳密に言えば一般に『カラーピーマン』と呼ばれているものと同一ではありませんが、食味はよく似ているため、同じように使用できます。

(ただ、ピーマンより肉厚なので加熱時間等はちょっと変わってくるかもしれません)

オマケ2:赤ピーマンの中に緑ピーマン?

ちょっとオマケのお話ですが、2020年にこんな写真を撮影しています。

やまも
やまも

ピーマンの中にピーマンが……

たまたま、中に緑のピーマンが育っていました。こういうこともあるんですね。

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