
今回は『隼人瓜(はやとうり)』について簡単にご紹介!
【最終更新】
21.02.08:調理法メインに大きく修正しました。
隼人瓜(はやとうり)とは?
名前に『瓜』と付くとおり、瓜の仲間です。『きゅうり』『かぼちゃ』『冬瓜』などのほかの瓜の仲間同様、旬は夏頃。

ただ個人的な話だけど、私たちの地元だと夏より秋~冬頃にたくさん出回ってるのを見る気がするんだよね(※九州某所)。実際に出回りやすい時期は地域によって多少ずれてるんじゃないかな。

家族が『サヨーテ』って呼んでたから何でだろう…って思ってたんだけど、はやとうりは英語で『Chayote(チャヨテ)』。このように、地域で発音はちょっと違うかもしれないけど、英語から訛った呼び方もあるみたいだ。
ほかの野菜類と比べるとお店で見かける機会はあまりないのですが、大きいお店や直売所などに売っています。
見た目などの特徴


今回紹介するものは白いけど、緑もあるぞ。
少しピーマンに似た形をしています。写真のものは500gくらいだったのですが、大きさはものによります。見た目以上に重く、手に持ったときずっしりとした重量感があります。表面は少しべたべたしています。

食べ方は?
はやとうりは漬物にすることが多いですが、炒めたり煮たりといった普通の調理でも使えます。
下処理するときの注意点

素手で断面を触ると手の皮がむけちゃうから注意だ!!
素手で果肉に触ると手荒れを起こします。
私が初めてはやとうりを調理したのは2019年頃なのですが、最初そのことを知らず素手で皮むきとカットをし、終わってふと左手を見たところ、親指の皮がむけていてびっくりしてしまいました。幸い、右手は包丁を握っていたためあまり触っておらず大丈夫でした。酷かったのはそこだけで、次の日くらいには何ともなくなってましたが、調理の際には注意しないといけませんね。
次に調理する際、酢水にこまめに手をつけながら切ったところ、特に荒れることはありませんでした。…が、肌が弱い人の場合これでも荒れるかもしれませんし単純に効率が悪いので、もし手袋があればそちらを利用してもいいと思います(※衛生的なものを使いましょう)。
食べ方の例

いくつか試してみたぞ!
はやとうりを薄切りにし、豚肉と炒めて味付け。普通の野菜と肉の炒め物の要領でOK。加熱することでやわらかくなります。また、味がけっこうしみやすいのも◎。
縦に4等分にしてから1㎝幅より少し厚めに切って煮物に。味付けは何でもいいのですが、個人的にはうすくちしょうゆや塩など色があまりつかないもののほうが白く仕上がるのでいいのではと思います。煮崩れをおこさず、やわらかい食感に仕上がります。(※煮るときは念のために落とし蓋を使用することをおすすめします)。
合わせ味噌(白)とみりんを混ぜた味噌だねに漬けて味噌漬けに。2~3日漬けておいてから食べましたが、味がしっかりしみておいしい。

個人的なおすすめは煮物か味噌漬けかな…
ほかに試してみたらまた追記したいと思います。それではまた。