
黄色いカリフラワーだ!

黄色に見えるけど本当は『オレンジ』色のカリフラワーみたいだね。白以外はなかなか見かけないけど、たまに売ってることがあるんだよね。
20.12.16:全体の構成修正、写真の追加など大幅に変更しました。
22.01.19:写真をアドレス入のものと差替をしました。
オレンジ色のカリフラワーの特徴は?
見た目
メジャーな白いカリフラワーと比較してみましょう。
※カメラ写りの関係及びそれぞれ別日に撮影している関係でちょっと本来と色味が違う可能性があります。ご了承ください。


どちらもモコモコした形。色以外にはあまり違いはありません。

このモコモコしたところは『花蕾(からい)』っていうよ。この部分を食べるから、カリフラワーは『花野菜(はなやさい)』『花菜(かさい)』に分類されるんだね。


断面も色以外はほぼ同じ。ちょっと白っぽく写ってしまってわかりづらいのですが、右写真は中まで黄色です。よく見ると少し緑色のところもありましたがそこは白も同じですね。
味・食感
生で食べると花蕾はちょっと乾燥したようなぼろぼろとした食感、キャベツに似た味わいがあります。えぐみや辛さはとくに感じません。…とここまで書きましたが、個人的には味や食感に関しても白の品種とあまり違いはないと思います。ゆでた後の味や食感も白と大差なく、ほっこりとした食感と少しの甘みがありおいしいです。カリフラワーは生でも食べられますが、加熱した後のほうが食べやすく万人受けするかなと思います(これについては調理法や好みにもよるかと思いますが…)。
きれいに茹でるには?
さて、普通のカリフラワーにはないこの黄色ですが…

ゆでたら色落ちしたりしない?大丈夫?

実際に茹でて確認してみたよ。
『生のもの』と『ゆでたもの』を一緒に皿に入れてみました。これだとちょっとわかりづらいので


境界線を作ってみました。
1.生の状態
2.お湯で茹でたもの
3.お酢を加えたお湯で茹でたもの
…です。
比較してみると、ゆでたものは生のものより色が濃くなっています。
また、カリフラワーをきれいに茹でる方法の一つとして『お湯に酢を加える』ことがあげられるのですが、これを黄色いカリフラワーでやってみたところ、写真のように何も入れずに茹でた時より少し明るい色に仕上がりました。

茹でても色落ちしないんだ!安心した!

写真だと全体的に白く写ってしまっているからわかりづらいけど、肉眼で見るとけっこう違いがわかるよ。
ゆでることでかなり鮮やかな黄色になるので、他の緑や赤などの食品と組み合わせると色どりがとてもよくなります。白い品種に比べるとちょっと入手が難しいですが、手に入れる機会があればぜひ使ってみていただきたい野菜です。
オマケ:いろんな色のカリフラワー
冒頭でも話題に出たように、流通しているものは白が多いのですが、今回の黄色(オレンジ色)のほか、紫、緑色といったものもあります。


このように比べてみると全然違うのがわかります(※緑については自分が入手したことがあるのが現段階でロマネスコのみのためこちらを上げていますが、普通の形のものも存在します。)。

カリフラワーは家庭菜園でも栽培できるから、興味がある人は探してみてね。
それぞれ別記事に書いているので、もしよかったらこちらもどうぞ↓

