先日、家族から『面白いものあるよ』って言われたので台所に行ってみると、下のようなものが新聞紙の上に置いてありました。
こ、これは……!!
夏野菜のひとつ、『ゴーヤ』ですね。『ニガウリ』『ツルレイシ』などの呼び名もあります。独特の苦みを持ち、好みがわかれるものの、チャンプルーやおかか和え、佃煮などいろんな料理に使える野菜です。
通常見るゴーヤは未熟果(みじゅくか)でまだ緑色なのですが、熟し続けると黄色くなっていきます。
ゴーヤが完熟すると最終的に実が弾け、中の種が周りに飛ぶといいます。まさに上写真のような感じ。
一応知ってはいたんですが、実物を見るのは初めてでした。実際育ててないとなかなかお目にはかかれないものですね。今回は家族がちょっと育てていたものがこの状態になったようで、珍しいからわざわざ収穫して見せてくれたようです。感謝。
ちょっと違う向きからも撮影。少し中に赤いものが見えます。
種が赤くなったものですね。
じゃ、若干グロい……
だいぶ中身は水分がありそうだね
だいぶ中身は弾け飛んだようですが、奥(果実の上の方)にはまだ残っているようです。この煮豆みたいな赤い丸いものの中に種があります。
触ってみるとかなりヌルヌルしています。瓜系の野菜は切ると少しぬるっとした触感があったりしますが、それ以上ですね。
赤い部分の塊を少し手に取ってみて指で撫でてみたのですが、ぬるつきがすごいのとちょっとぷにぷにした感じが何となく生レバーを彷彿とさせるものがありました。レバーよりは明るい色なんですけどね。
その赤い部分をちょっと食べてみたところ、すこ~しだけ甘みがあるかな?という印象。苦みとかは特に感じません。
ちなみに果実が緑のうちからだんだん種のまわりの部分が赤くなっていくみたいだ
これは昨年撮影したもの。買って割とすぐだったのですが、たまにこんなのがあります。見慣れてないとちょっと異様な見た目ですが普通に綿と種をとって果肉を使って大丈夫。
完熟したものも食べられるので本当は果肉の味も確かめてみたかったのですが、事前に確認をとっていなかったのでいつの間にか処分されており達成ならず。ちょっと残念でしたが、また次の機会ですね。
ゴーヤは追熟するので緑のものもそのまま適切に保管していれば黄色くなるはずです。ただこの未熟果の強い苦みがゴーヤの最大の強みでもあるのでそのあたりは好みの問題になるかなと思います。
好んで食べている人以外でも『苦いのが苦手な人でどうしてもゴーヤを消費しなければいけない』という場合などはチャレンジしてみてもいいかもしれません。
我が家でもやってみたらまた追記しますね!