23年8月某日。
家族から『面白いものあるよ』って言われたので台所に行ってみると、新聞紙の上に画像のようなものが置いてありました。


なんだこりゃ
コレは夏野菜のひとつ、『ゴーヤ』。別名『ニガウリ』『ツルレイシ』など。
普段よく見るゴーヤが緑色なのはまだ熟していないから。そのようなものを『未熟果』と呼び、普段よく食べているものの例としてはピーマンが当てはまります。
そしてゴーヤは熟すとだんだん黄色くなっていき、完熟すると写真のような色合いになるのです。
ですが写真を見ると何だか形がおかしいのがわかります。下の方が割れていますね。これは人為的なものではなく、ゴーヤ自らの性質によるものです。

ゴーヤって完熟したら実が弾けて中の種を周りに飛ばすんだって
どうやら今回のものは既に収穫前にはじけ飛んでいたものを家族が『見たこと無いだろうから』とわざわざ持って帰ってきてくれたようでした(感謝)。
実際わたしも聞いたことはありましたが実物を見るのはこれが初めてで、思った以上に大きく破裂しててちょっとビックリした記憶があります。
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中の方も撮影。

…ちょっとグロいかも

う~~~ん……
こう見ると中身は大部分はじけ飛んだようであまり残っていません。奥(果実の上のほう)に見える赤い煮豆のようなものがゴーヤの種。

果実が緑のうちからだんだん種のまわりの部分が赤くなっていくんだ
※種の赤くなり始めはこちらの記事にて。こっちも見慣れてないとちょっと異様というか、気持ち悪く感じてしまうかもしれません。食べるのには問題ないのでご心配なく↓

見た感じ水分が多そうというか、赤い液体がどろっとしてそうに見えます。実際触ってみるとかなりヌルヌルしています。キュウリなど瓜系の野菜は切ると少しぬるっとした触感がありますが、それより断然ぬるついています。
赤い部分の塊があったので少し手に取って指で撫でてみたところ、ぬるつきがすごいのとちょっとぷにぷにした感じが何となく生レバーを彷彿とさせるものがありました。レバーよりは明るい色なんですけどね……。
この赤い部分、食べることができるそうなので試しにちょっと食べてみました。

すこ~しだけ甘みがあるかな?苦みは特に無いや
ただやっぱりぬるつきが強いのは気になります。好みはかなり分かれそう(わたしは正直あまり……)。
果肉の味も確認しておけばよかったのですが種だけしか確認しておらず、処分された後に気づきました。……また次の機会があれば確認してみようと思います。
ちなみにゴーヤは追熟するので、緑のものもそのまま適切に保管していれば黄色くなるはずです。しかし未熟果の苦みがゴーヤ最大の強みでもあるので、そこまでやるかどうかは悩みどころ。
もし『1回食べて確認してみたい』『苦いのは苦手だけど人からもらったりしてどうしても消費しなければいけない』という場合などは追熟させてみるのも検討していいのではないでしょうか。

でも真夏は温度管理に気をつけないと腐っちゃうから注意してね
ここまで書いて何ですが、自分から追熟させて食べたことはわたしもまだないので、確認でき次第追記したいと思います。
25.06.11:全体的に構成の見直し、リンクの追加など