『キンショーメロン』ってどんなメロン?特徴や切り方例など

キンショーメロン

夏の果物のひとつ『メロン』。初夏から店頭で見かけますが、特に網目のない『ノーネットメロン』は一足早く出回り始めます。今回はそのノーネットメロンのひとつ『キンショーメロン』について簡単に特徴を見ていこうと思います。

キンショーメロンの特徴は?

見た目、サイズ

※まな板が濡れて同系色になってしまったので少し見づらいかもしれませんが…

卵みたいなきれいな形をしています。かわいいですね。

色は濃い鮮やかな黄色。黄金まくわなどの黄色いまくわうりと同じような色合いになっています。

写真のものを量ってみたところ、約410gといったところでした。ほかのノーネットメロンやまくわうりと比べると大体同じくらいかちょっと小ぶりかな…という感じ。ただ、お店に出回るものであればこのくらいの大きさと考えていいんじゃないでしょうか。

※まくわうり

ちなみにこっちは『まくわうり』。品種は書いていなかったのですが黄金まくわに近いかなという気がします。重さ約450gで少し重いですがほぼサイズは同じくらい。キンショーメロンと比べるとちょっとどっしりとした形。

断面

キンショーメロンの断面。果肉は少しクリーム色がかったやさしい色合い。

中心に種がたくさんあります。

うめ
うめ

果汁がたっぷり入ってそうだね

味や食感

まくわうりと似た見た目ではありますが、まくわうりが少しひかえめな甘みを持つ一方、こちらメロンらしいしっかりした甘みがあります。

食感は外側が少しシャキシャキしており、内側はやわらかめ。果汁が多く口当たりはなめらかです。また、噛むときに少し弾力を感じます。

切り方(一例)

やまも
やまも

簡単な切り方は下のような感じ。

①両端(ヘタ部分とおしり部分)を少し切り落とす。
②縦半分に切る。
③スプーンで種をとる。
④さらに縦半分に切って皮をむく。
⑤一口大に切る。

端を最初に切ることで、立てて切る時に安定します(横向きだと転がってしまうので立てた方が切りやすいと思います)。

種は素手だと取りづらいので、少し大きめのスプーンで軽くえぐり取ります。種に近い部分はやわらかいので、あまり力を入れなくても大丈夫。食べられる部分まで余分にそぎ取ってしまわないようにご注意を。

皮に近い部分は硬いので、分厚めにむくとよさそうです。

やまも
やまも

余談だけど、皮すっごく硬いよ。試しにむいた皮をかじってみたけど前歯でやっと嚙み切れるくらい。皮ごと食べるのは厳しそう。

上の切り方だと結果的に縦4等分となりますが、それだと少しカットが大きめになるので、一口大にするのであれば更に分けて8等分にすると食べやすくなります。

甘く感じない時は?

最後に。このように、キンショーメロンは熟していればとても甘いメロンです。

もし甘くない、果肉が硬いと感じる場合はまだ完全に熟していないと思われます。メロンは追熟する果物なので、追熟を待つとよいでしょう。

 

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