佐藤錦(さとうにしき)って何?特徴を見てみよう

佐藤錦
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5月も終わりに近づくと、さくらんぼが出回る時期となります。

今回はその代表的な品種のひとつである『佐藤錦(さとうにしき)』について、特徴を簡単に書いていきたいと思います。

佐藤錦の特徴

全体的に明るい色合い

果皮はきれいな赤色をしており、つやとハリもあります。

色の濃さには個体差があり、少し薄いものだとピンク(オレンジ)っぽい色をしているものも。

やまも
やまも

国産のものは別の品種もだいたいこれに近い色合いかな

例えば輸入物のアメリカンチェリーはかなり濃いダークな色合いです。それと比べるとだいぶ色が明るいのが分かります。

アメリカンチェリー

同じ『さくらんぼ』でもここまで色が違うのは面白いですね。

ちょっと小ぶり?

別の品種と並べてみました。左が『佐藤錦』、右は『紅秀峰(べにしゅうほう)』という品種です。こうして見ると大きさがかなり違うことがわかります。

小ぶり?とは書いたのですが、紅秀峰は大きめの品種なのでどちらかといえば佐藤錦くらいが標準サイズと思った方がいいかも。

やまも
やまも

小さいから食べるには手頃なサイズ(お値段は少々手頃では無いですけど…)

今回購入した佐藤錦は実際に測ってみたところ、だいたい1粒5gほどでした。イメージ的にはぶどう1粒より少し小さいかな?という感じ。

果肉は薄い色合い

断面はこんな感じ。透き通った果肉は白っぽい色をしています。種の色も薄い。

写真のみずみずしさからもわかるように、果汁は多め。

少し弾力のある触感

表面にハリがありますが、そこまで硬くも無い…といった印象。どちらかというと『弾力がある』といったほうがいいかも。

押さえすぎるとつぶれるので、洗う際など取り扱いには注意が必要。

さっぱりと甘酸っぱい!

さっぱりとした甘みと適度な酸味があり、おいしいです。

表面は少しパリッとした食感ですがそれ以外はあまり硬くなく、食べやすい。果肉はやわらかく、舌触りが良いです。果汁もじゅうぶんにあります。

やまも
やまも

小さめだからパクパクいけちゃう

 

甘酸っぱさがクセになりますね。デザートにもおやつにもいけます。

ただし種があるのでお気を付けて。

上で少し触れましたが、輸入物の『アメリカンチェリー』も同じくらいかちょっと早めに出回り始めます。こちらは見た目は黒っぽく、硬めの味が濃い品種。比較的安価であることや日持ちがしやすいという点もあり、国産にこだわらないのであれば、こちらもおすすめです。

記事はこちら↓

『アメリカンチェリー』~国産さくらんぼとの違いを見てみよう~
『アメリカンチェリー』は色が濃く果皮・果肉ともに丈夫。味が濃くシャキシャキしているのが特徴。果肉のやわらかい国産のさくらんぼとはまた違った美味しさ。

それでは。

【最終更新】
23.08.04:画像に品種名を追加+全体的に構成を少し変更しました。
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