そろそろさくらんぼが出回る時期になりました。今回はそのさくらんぼの代表的な品種のひとつである『佐藤錦(さとうにしき)』について、特徴を簡単にご紹介したいと思います。
佐藤錦の特徴
見た目

実はきれいな赤色をしています。色の濃さには個体差があり、少し薄いものだとピンク(オレンジ)っぽい色をしているものも。つやとハリがあるのがわかります。

別の品種と並べてみました。左が『佐藤錦』、右は『紅秀峰(べにしゅうほう)』という品種です。こうして見ると大きさがかなり違うことがわかります。とはいえ、紅秀峰は大きめの品種なので、こちらのほうが普通のサイズと考えて大丈夫だと思います。
ちなみに、佐藤錦は実際に量ってみたところ大体1粒5gほどでした。品種にはよりますが、例えるとぶどう1粒より少し小さいかな?というイメージ。

断面はこんな感じ。透き通った果肉は白っぽい色をしています。種の色も薄い。
写真のみずみずしさからもわかるように、果汁は多め。
触感
表面はハリがありますが、そこまで硬くもないかなという印象を持ちました。どちらかというと弾力があるといった感じ。押さえすぎるとつぶれるので取り扱いには注意。
味・食感
さっぱりした甘みと適度な酸味があり、おいしいです。
表面は少しパリッとしていますがあまり硬くなく、噛み切りやすい。果肉はやわらかくなめらかな食感。果汁も多め。

小さめだからパクパクいけちゃう
甘酸っぱさがクセになりますね。お子さんのおやつにもぴったりだと思います。
ただし種があるのでお気を付けて。
さくらんぼと言えば、輸入物の『アメリカンチェリー』も同じくらいかちょっと早めに出回り始めます。こちらは見た目もですが食感や味も少し異なります。国産にこだわらないであれば、こちらもおすすめです。
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それでは。