先日、里芋の親芋を購入しました。折角なので、どんな特徴があるのか見た目や調理の観点から少し書いていこうかと思います。
赤芽里芋の親芋
見た目の特徴
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普段お店で見かける小さめでコロコロした里芋はいわゆる『子芋』と呼ばれますが、それと比べると親芋はかなり大きく、どっしりとしているのが特徴です。
![うめ](https://suzusyokumemo.com/wp-content/uploads/2020/12/45178703c1db71861909da532e873009.png)
うめ
サイズはものによるけど、上写真のものは皮をむいた状態で500gくらいあったよ。
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赤芽里芋は名前の通り芽のところが赤っぽい(純粋な赤というよりちょっと紫っぽい感じ)のでわかりやすいです。品種は書いてなかったんですがたぶん『赤芽大吉』じゃないかと思います。
使用所感
里芋の種類別の特徴として、赤芽の里芋は白芽と比べてやわらかいということが上げられます。
今回の芋は親芋なので子芋と比べて硬かったりするのかな?と思っていたのですが、どうやらそうでもないようで、煮物にしたところ表面が煮溶けてべったりとしてしまいました。親芋もやわらかいみたいですね。
![やまも](https://suzusyokumemo.com/wp-content/uploads/2020/12/7545c6f24cd608770acaa4d921c230f2.png)
やまも
男爵いも等の粉質のじゃがいもの煮物にしたときの感触と似てるけど、あちらはどちらかというとボロっと崩れるのに対してこっちはベッタリと溶ける感じというか、ちょっともったり感が強いかな?
特に、むいてそのままの形または半分に切るなど最小限のカットで済む子芋と比較する場合、親芋はカットする場所が多く角ができやすいというのも表面が溶けやすい原因かと思います。多少どろっとしてもそれはそれで味があるので特に気にしないならOKなのですが、もしどうしても気になる場合は面取りしたりできるだけかき混ぜないよう気をつけて調理したほうがよさそうです。