秋の味覚の代表格とも言える果物『柿』。いろんな種類があり、形や果肉の色、味や食感など個性が強いものが揃っています。
今回はその中からわたしが今までに食べたことのある11種類の柿について、感想を交えつつ簡単にご紹介したいと思います。
柿の品種別一覧(五十音順)
愛宕(あたご)


ちょっと縦長で尻のところが尖っています。筆柿に少し似ていますが、それよりもヘタまわりの幅がひろいです。種はほぼありません。渋抜き柿。
甘みはしっかりある一方ちょっとあっさりした後味で、クセが無く食べやすい。

ヘタ部分から傷み出すんで早めに食べてネ
きよた


あたご柿の枝変わり品種で見た目がソックリ。同じく渋抜き柿。
甘みがしっかりあり美味しいです。多少皮が緑色でも甘く、食べやすい。

ほかの柿と比べると少し果肉にざらつき感がある気がしますが、食べる分には特に気にならないと思います
次郎柿(じろう)



10~11月くらいから大量に出回り始める甘柿。
上から見ると角張っていて少しゴツい形ですが、横から見ると尻の部分がヘコんでいてモコッとしているのが特徴。果肉に少しゴマが入っています。種は無し。
けっこう歯ごたえが強いです。身が締まっているような感じ。追熟させるとやわらかくなります。甘みはしっかりめ。
太秋(たいしゅう)


甘柿の一種(※左写真は形状の比較用に撮ったもの)。
しっかり熟れたものは甘くやわらかく、食感がなめらか。
まだ緑色で売っていることも多く、そういったものは果肉がまだ白っぽく硬く、薄味。緑の太秋柿はそのシャキシャキ感とあっさり感を楽しみたい人向け。追熟させるとやわらかく甘くなります。
刀根早生(とねわせ)


上から見ると角張っていて、横から見ると平べったいのが特徴。渋抜き柿。
果肉は薄いオレンジ色で種はほぼ無く、あってもすごく小さい。
果肉はやわらかく果汁が十分にあり、口当たりがとても良いです。甘みも強め。
平核無(※後述)とソックリ。
西村早生(にしむらわせ)


8月下旬~9月あたりから出回り始めます。その年の秋最初に見かけるのは大体この品種。
全体的に丸みがあり、切ると断面がハートのような形になります。また、果肉が濃い茶色をしているのが最大の特徴。
果肉がしっかりしていて噛みごたえがあり、甘みはそこまで強くなくあっさりめ。
※個別記事(熟しすぎたものの例もこちらに載せています)↓

平核無/平種無(ひらたねなし)


名前の通り平たく、種が無いのが特徴の渋抜き柿。
すこし四角ばった形。果肉はゴマがほぼ無くきれいな色をしています。
甘みがしっかりあり、ほどよくやわらかく舌触りがなめらか。
先述の『刀根早生』は枝変わり品種で、双方に違いはほぼありません。
※刀根早生との比較はこちらに↓


ちなみに『庄内柿』と呼ばれるものも品種は大体コレか刀根早生みたいだ
富士(ふじ)


逆さにすると富士山のような形をしているので『富士柿』と呼ばれています。別名『甲州百目(こうしゅうひゃくめ)』。渋抜き柿。
他の柿と比べるとかなり大きく、ものによっては500gほどあります。

普通のりんごや梨が大体300gと考えるとそれ以上だからかなり大きいな……
甘みがつよく、口当たりがなめらか。渋みはほぼありません。
出回る時期は少し遅めで11月くらい。
※もう少しくわしくはこちら↓

富有(ふゆう)


柿の代表格とも言える品種。甘柿。
丸みが強くふっくらとした形。果肉はうっすらとゴマが入っています。
出始めの頃は少し青みがあったり薄いオレンジ色だったりしますが、追熟するにつれて色が濃くなります。
果肉はなめらかで果汁が多く、甘みがしっかりあります。クセがなく食べやすい。

『松本早生富有』という柿もあります
陽豊(ようほう)


丸みの強い甘柿。中はちょっとゴマが入っています。
噛み応えが強めでちょっと次郎柿っぽい。硬く甘みがそこまで強くない場合は追熟させたほうがよさそう。
しっかり熟れていれば甘くやわらか。
※単体記事はこちら↓

横野(よこの)


ふっくら丸みがあり、尻の部分がへこんだような形をしています。種は無し。渋抜き柿。
甘みが強くおいしい。

あとは『御所柿』や『筆柿』など、まだ食べたことがない種類があるので機会があれば随時追加しますね
以上、参考になりましたら幸いです。
22.11.09:品種ごとに再度記事を分けてこちらの記事を少し簡素化し、全体的に読みやすいよう調整
23.09.08:『陽豊』の項目を追加
23.10.25:『きよた柿』の項目を修正(筆柿と混同していました、申し訳ありません)
25.08.25:全体的に構成見直し、『太秋』の項目を追加