柿と言えばオレンジ色が定番。緑色のものを見ると『まだ熟していないのでは?』『食べて大丈夫?』と心配になってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は2020年に購入した緑色の渋抜き柿の見た目や味・食感、追熟について記述しました。参考になりましたら幸いです。
緑色の渋抜き柿
見るからに熟れてなさそうな色だが…?
きれいな緑色でハリとツヤがあります。写真だと緑色が強めなのですが、部分によってはオレンジ色っぽくなっているところもありました。
サイズはちょっと小ぶり。
断面はこんな感じ。果肉は薄い黄~オレンジ色。やっぱり普通の柿と比べると色合いが薄いです。
外側は触った感じかなりしっかりしていて硬いです。また、皮が硬いため包丁でむくときにちょっとむきづらいので注意。
味や食感は意外にも……?
さて、気になるのは味や食感。
外側が硬くまだ緑色。19年に購入した甘柿の場合はかなり硬く甘みもちょっと物足りない状態だったこともあり、『あまり甘くないのでは…?』と、正直思っていたのですが…
えっ…あ、甘い!!
何と、問題無く普通に美味しい。
硬さも特に問題なく、甘いです。これはかなり意外……!?
追熟は必要?
柿は基本的に追熟する果物です。甘柿の場合、硬ければ追熟を待つ選択肢があります。
では、この渋抜き柿もしばらく置いておけばオレンジ色になりもっと甘くなるのでしょうか?
結論から先に言うと、
あまりオススメはしない…かなぁ……
実際に追熟したものを見てみましょう。
こちらは先ほどの緑だった柿と一緒に売っていたもの。あれから数日経過しています。元々少しだけオレンジ色だったのですが、購入したときよりは確実に色づいています。
色は濃くなりましたが、もう果肉がやわらかくなりすぎて切り分けることもできず、右写真のように半分に切ってから皮の内側をかじるように食べました。
感想としては、
う~~~ん…
ちょっとイマイチ……?
前より少し甘くなったような気もするのですが、ドロッとしており口当たりがあまりよくありません。味と食感を総合評価すると、正直おいしいとは言えないかなぁ…という感じ。食感・舌触りも美味しく感じる要素としてかなり重要ですから……。
あと、1個はいつの間にか傷んでしまっており申し訳ない気持ちになりました。
そもそも購入時点のもので既に甘かったので、追熟を待つ必要性は特になさそうです。購入してすぐが食べるにはベストなタイミングだったのではないでしょうか。
とはいえ、今回がたまたまで違うケースもある…ということも考えられます。なので、購入時の硬さや味で判断するといいのではないかと思います。わからない場合はとりあえず1個切って確認してみたほうがいいかも。
正直ちょっと失敗だったなぁと思ったので、ここを読んでいる貴方は私の二の舞にならないようにお気を付けください……。
※甘柿の場合は追熟させないとたぶん硬いと思います。食べられないということは無いのですが……↓
23.08.23:全体の構成を少し変更しました。また、確認したところ文章が一部抜けていたようです。大変申し訳ありません。