金時人参(きんときにんじん)って何?/特徴や普通の人参との違いなど

金時人参野菜類
やまも
やまも

何だこの赤いニンジン!?

うめ
うめ

『金時人参(きんときにんじん)』だね。お正月によく使われる人参で、12月あたりにたまにお店で見かけるよ。中には小さいサイズのもの(おそらく間引きしたもの?)をまとめて売っているのも見たことあるけどそのへんはお店によるかな。

やまも
やまも

へぇ~~~!

金時にんじんとは?

おなじみのオレンジ色の人参との違いも一緒に見ていきます。

見た目

普通の人参(下)は短くどっしりとした形をしていますが、『金時にんじん』(上)は細く長く、赤みが強いです。実際に比べてみると色や形の違いが一目でわかります。
※写真だと少し暗めに写ってしまうのですが、肉眼だともう少し明るい色をしています。

真ん中あたりの断面です。中まで色が濃いですね。

うめ
うめ

人参には『西洋人参』『東洋人参』があって、普段使ってるオレンジ色のものは『西洋人参』。『金時人参』は『東洋人参』だよ。

味・食感

やまも
やまも

『生のもの』と『茹でたもの』でそれぞれ食べ比べてみたぞ!

簡単な感想は下のような感じ。

【西洋人参】
・生 :歯ごたえがあり、割とあっさりめの味。
・茹で:やわらかくなり、やわらかい甘みが出る。
【金時人参】
・生 :『西洋人参』より少しやわらかい食感で味が濃い。
・茹で:更にやわらかくなる。味の濃さはやはり『西洋人参』より強い。

金時人参のほうが『味が濃い』というか『より人参の風味が強い』といった感想。人参自体もともと独特な味なので好みがわかれやすい野菜ですが、特に金時は風味が強いので、人参が苦手な人にとってはちょっと食べづらいかもしれません。

やまも
やまも

といっても、人参をメインに食べる料理以外で使うならそこまで量は使わないから、普通に炒め物や汁の実にする程度ならあまり気にしなくてもいい気もするかな…

栄養成分・調理法

やまも
やまも

最後に栄養について比べてみよう。成分値(※一部)は以下の通り。

日本食品標準成分表では、『にんじん』と『きんとき』で分けて記載されています。

※可食部100gあたりにんじん 根 皮付き 生きんとき 根 皮付き 生
エネルギー39kcal44kcal
水分89.1g87.3g
たんぱく質0.7g1.8g
脂質0.2g0.2g
炭水化物9.3g9.6g
食物繊維(総量)2.8g3.9g
βーカロテン当量8600㎍5000㎍
ビタミンC6mg8mg

出典:文部科学省『日本食品標準成分表2015年版(七訂)』第2章 日本食品標準成分表 PDF(日本語版)6.野菜類


双方、『炭水化物』『食物繊維』が多め。逆に脂質やビタミンCは少なめです。
金時人参のほうが『たんぱく質』は少し多いですね。

カロテンは西洋人参より少なめ。…とは言っても西洋人参に比べて少ないというだけなので、野菜全般で見れば金時人参もかなりカロテンが多いです。

カロテン(ビタミンA)は油といっしょに食べることで吸収率が上がるため、『栄養素を効率よくとる』ことを考えれば、油を含むドレッシングをかけたり、炒め物にしたりといった調理法がよいでしょう。
※あくまで栄養素を気にする場合の話なので調理法に関してはその限りではありません。

料理に関しては、色が濃い野菜なので、色が薄いものと合わせると映えます。代表的な物で言うと『紅白なます』でしょうか。基本的には普通の人参と同じ用途で使って大丈夫です。(今回購入したものは味噌汁の実にしました。おいしかったです)

オマケ:正月に使う野菜

ほかに正月用の野菜としては『ちょろぎ』『百合根(ゆりね)』など普段あまり見かけないものもたまにお店に出ていますね。金時人参も含め、主に正月前後の限られた時期にしか出回りません。既に調理されたものを購入するご家庭が多いと思うので自分で調理する機会はあまりないかもしれませんが、興味がある方はその時期を狙って探してみるといいでしょう。(時期遅くまで店に残っている場合は古いものの可能性もありますので買う前によく確認するとことをオススメします。)

それではまた。

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